2026.02.27

横浜製作所の「環境保全活動」を通じた地域貢献

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横浜製作所の「環境保全活動」を通じた地域貢献

当社グループの製造拠点である横浜製作所(横浜市)は、隣の藤沢市との市境に位置し、周辺には湘南海岸があり、富士山を望めるなど、自然環境に恵まれた地域です。横浜製作所では所内外の環境保全活動として、周辺の美化活動・エコキャップ活動・所内緑化「は・な・に・わ」活動に取り組んでいます。

横浜製作所周辺地域のゴミ拾い活動(ハマロード・サポーター)

横浜製作所では、環境保全活動として、2000年より製作所周辺の清掃活動を行っています。2008年以降には「ハマロード・サポーター」の認定団体として活動範囲を最寄り駅まで広げ、地域環境美化に貢献しています。清掃範囲としている「通勤路コース」は年9回(7~9月以外)、「製作所周辺コース」は年3回の頻度で定期的に活動を継続しており、参加者の延べ人数は12,000人以上となりました。2019年には10年以上の取組みを認められ横浜市長から永年表彰を受けました。

※ハマロード・サポーター: 横浜市のボランティア団体(企業、学校、町内会など)と行政が協力して、身近な道路の美化や清掃等を行う「道路の里親」制度

  • 永年表彰(2019年)

  • 横浜市(栄区)が設置した看板

活動範囲

製作所周辺の清掃活動風景

ビーチクリーン活動

横浜製作所では、環境保全活動の一環として、2023年より「かながわ海岸美化財団」のビーチクリーンボランティアに参加し、海岸の清掃活動を行っています。「かながわ海岸美化財団」は、神奈川県の海岸美化を専門とし、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸までの約150キロメートルにわたる自然海岸の清掃活動を年間を通じて行っており、年間約2,000トンのごみを回収しています。

  • 海岸で回収したゴミ

  • 砂浜の砂に混じる多くのマイクロプラスチック

  • 砂浜で見つけたカニ

ビーチクリーンボランティアにおいて、当社は鵠沼海岸から江の島西浜海岸の1.3キロメートルの清掃活動を行っています。2025年度までに7回の活動を行い、延べ130名以上の従業員が参加しました。海流の影響で、海岸へは様々なごみが漂着しますが、とくにプラスチックごみが深刻で、マイクロプラスチックを含む多くのプラスチックごみを回収しました。その成果として、年々ごみの回収量は減少し、きれいな海岸に変わっています。引き続き新たな海岸へ活動範囲を広げるなど、取組み拡大を検討中です。

第4回ビーチクリーン活動(夏)2024年7月6日

第7回ビーチクリーン活動(秋)2025年11月22日

は・な・に・わ活動

横浜製作所では、2013年10月より製作所運動「にっこり運動」の一環として、ガーデンづくりに取り組んできました。製作所の中心に位置するガーデン、通称「は・な・に・わ」は、設置以来多くの従業員に親しまれる憩いの場となっています。この活動は「部門を越えたコミュニケーションの促進」と、「明るく元気な気持ちで仕事に取り組める環境づくり」を目的として進めてきましたが、現在では生物多様性保全の啓発活動へ発展しています。

現在の取組みとして、「は・な・に・わ」で植えた季節の花から採取した種を食堂で配布し、従業員が自宅でも楽しめるようにしています。この活動は緑を増やす一助となっています。また、季節の花の種類に関する知識や、草取りなどのメンテナンスを通じて、ナガミヒナゲシなどの外来種についても学ぶことができました。さらに2024年に池を2カ所新設しメダカの育成をはじめたところ、ヤゴ、トンボ、カエルなどが顔を出すようになりました。今ではチョウや鳥も訪れるようになっています。

「は・な・に・わ」は、人の輪を広げるだけでなく、さまざまな植物や動物が集まる憩いの場へと変化し、生物多様性について考える機会も提供しています。今後は、さらに生物多様性の維持と保護の取組みに繋げていく予定です。

エコキャップ活動

ペットボトルのキャップを100個燃やすと、約730グラムもの二酸化炭素が発生します。この深刻な環境問題に対して、横浜製作所ではペットボトルキャップの回収活動を行っています。

従業員の協力により、毎月10,000個ものペットボトルキャップが回収BOXに集まり、NPO法人エコキャップ推進協会に寄付されています。この取組みは、ペットボトルキャップを回収BOXに入れることで、「リサイクルの促進」「CO2削減による環境保護活動」「国内外の子どもたちへの医療支援」「障がい者や高齢者の雇用創出」といった多くの意義ある活動に貢献する取組みです。

キャップを回収するという小さな行動が、「資源の有効活用」「持続可能な社会の実現」「社会貢献活動の推進」といった大きな活動へ繋がるという認識のもと、今後も活動を継続していきます。

ペットボトルキャップ回収の様子