2011年7月

2011年7月25日 09:22

子どもたちからのプレゼント

 みなさん、ご安全に!私は中山住電新材料有限公司(以下、ZSH)人事総務課の劉文欣(リュウ・ウェンシン)です。

 ZSHのある中国広東省中山市は、珠江デルタの南西部にあり、省都である広州市から南西に約85kmの場所に位置します。中山市は、泉眼の温泉、古鎮の灯市などが有名で、香港やマカオにも程近く、緑豊かな素敵な町です。
 ところで、「中山」という名は中国各地で道の名前に使われていますが、この中山市こそが、孫中山、つまり中国の革命の父と呼ばれる孫文先生の故郷です。ご存知でしたか?20年ほど前は、香港向けに出荷する商品作物を作る農業中心の町でした。しかし、町の東側が珠江に臨む地理的条件と改革解放政策の後押しもあり、1991年3月に国務院より1期目の国家ハイテク産業開発区として「中山火炬高技術産業開発区」に指定され、今ではハイテク産業やバイオテクノロジー産業などの拠点が設けられた一大工業エリアへと変貌しました。当社はこの開発区内に1995年8月に設立されました。

6月上旬。暑かった・・・( *-*;

▲ 6月上旬。暑かった・・・( *-*;

 今回は当社の社会貢献活動についてご紹介します。当社では、工会(労働組合)活動の一環として、毎年、様々な社会貢献活動に取り組んでいます。この取り組みに対し、2009年と2010年に中山火炬高技術産業開発区から優秀工会として評価されました。
 昨年は、敬老の日に「中山火炬開発区敬老院(老人ホーム)」へ慰問に伺いましたが、今年は、工会メンバー14名で、子どもの日に「中山市児童福利院(孤児院)」を訪れ、子どもたちと交流しました。

 現在、中山市児童福利院には乳幼児から高校生までの400名強の子どもたちが暮らしています。私たちが訪れたのは平日の昼間だったこともあり、就学児童は学校へ出掛けていましたが、幼稚園以下の子どもたち45名が私たちを迎えてくれました。

 事前に購入した衣類、牛乳、文具、漫画、玩具等をお土産に持って行くととても喜んでくれて、お礼に子どもたちがダンスや歌を披露してくれました。

お土産持って来たよ~♪

▲ お土産持って来たよ~♪

参加した社員たち( ^ - ^ )/

▲ 参加した社員たち( ^ - ^ )/

 昨年の敬老院への慰問の際もそうでしたが、訪問した私たちの方が元気をもらうような、今回もそんな気持ちでいっぱいになりました。子どもたちとの記念写真は掲載できませんが、みな本当に元気で可愛い笑顔を見せてくれました。私たちにとって最高のプレゼントです☆
 今後もこのような取り組みを通じて、一人でも多くの方々に笑顔をお届けできる活動を継続していきたいと考えています。

中山住電新材料有限公司

中山住電新材料有限公司
当社は、住友電工ファインポリマー(株)の子会社として1996年に操業を開始。現在の従業員数は約800名。主に、プリンターやコピー機に使われる「ローラ」、炊飯ジャーの内鍋やホットプレート等に使われるプレス成形が可能なフッ素樹脂コートアルミ板の「スミフロン®コートアルミ」、水処理に使われる「ポアフロン®精密濾過膜モジュール」などを製造しています。 昨今、中国でも環境への関心は非常に高まっており、これらの製品が今後の環境社会に貢献するものとして期待されています。

中山住電新材料有限公司Webサイト  http://www.sumiden-zs.com/