2012年10月25日 13:18
外国人留学生のインターンシップを受け入れました
「スラマッ パギ!」
「パギ!」
こんな挨拶で朝が始まります。
申し遅れました、人事総務部人事部人材採用グループの樋口です。
インターンシップという言葉をよく耳にするかと思います。一言で言うと、学生の就業体験。当社ではずいぶん以前から社会貢献の一環として、研究部門を中心に毎年10名を超える学生を受け入れてきましたが、今般、外国人留学生を受け入れようということになり、インドネシアとパキスタン出身の外国人留学生を2名、人事部にて受け入れました。
▲インターンシップ学生のお二人
インターンシップは、8月27日から2週間。テーマは、当社の幅広い事業を就職活動中の学生に理解してもらうためのパワーポイント作り。まず当社の概要を学んだあと、各事業の状況のヒヤリングや工場見学、外国人社員にインタビューしたり、教育制度を調べたりと、精力的に取材をしてもらいました。その一方で、受入側も食堂での昼食に豚肉が使われていないメニューを探し回ったり、彼らの母国では成年年齢であっても、日本では未成年になるため、懇親会が急遽アルコール抜きになったりと、慣れないこともあってずいぶんばたばたしました。また、グローバル化と言いつつも日本にいる限り日常的に英語に触れる機会が実に少ないのも事実で、日本語より英語が堪能という二人との意思疎通はかなり勉強になりました。
さてテーマのパワーポイント作り、できあがったものをプレゼンしてもらったところ、出色の出来でした。一つにはプレゼン自体が上手で引き込まれるものがあったこと、そして、デザインが秀逸。聞いてみれば、二人とも大学でデザインとプレゼンテーションの講義を受けているとのこと、そのベースがあってこそのプレゼンなのですね。
そんな実り多いインターンシップも二週間で終了しました。二人に感想を聞いたところ、とても勉強になったし日本語も上手になったけど、期間が短くて残念だったとのことでした。今後のお二人の活躍を願ってやみません。