2013年12月

2013年12月24日 09:07

社員ボランティアがタイ・小学校 設備の改装で社外貢献

こんにちは!
タイにあるSumitomo Electric Sintered Components (T) Co., Ltd (SEST)の柚木です。

SESTでは、2011年からCSR活動の一環として、社員有志を募り、当社から約40分の場所にあるBan mab pai school(公立小学校)にてボランティア活動を行っています。この小学校は、当社従業員数名の母校でもあります。

本ボランティア活動ですが、昨年は残念ながら日程調整の問題で中断しておりました。今年は、約60名の社員有志と当社の保全およびITメンバーの力を借りて、コンピューターの修理や照明・扇風機などの修理、絵本の寄付、さらに、子どもたちと一緒に遊具のペンキ塗り、校庭の掃除などを行いました。

その後は、おむすび、手作り唐揚げ、ポテトフライなどの軽食を子供たちに振る舞い、みんなで楽しい時間を過ごしました。

今回のボランティア活動の終わりに、子供たちが毎日下校前に全員で合唱している「勉強をがんばろう、親、先生を敬おう、麻薬はしない等々」の言葉を聞かせていただき、あどけない子どもたちの姿と子ども時代の自分を重ね合わせて心が洗われる思いがしました。先生からは非常に感謝しているというコメントを頂きましたが、我々がこの活動から得た物の方が多かったと思います。今後もこの活動を継続できる様に、頑張って行きたいと思います。

Sumitomo Electric Sintered Components (Thailand) Co., Ltd.

Sumitomo Electric Sintered Components (Thailand) Co., Ltd.
Sumitomo Electric Sintered Components (Thailand) Co., Ltd.は、住友電工グループ 焼結部門の関係会社で、焼結部品の製造・販売会社として1996年に設立され、今年で17年目を迎えます。立ち上げ当初のアジア通貨危機、2008年のリーマンショック、そして2011年のタイ洪水などの、さまざまな苦難を乗り越えて売り上げの拡大を続け、現在は従業員600人以上と、海外の焼結部門で最も大きい工場の一つに成長しています。

2013年12月16日 13:51

「平成25年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者」を受賞!

みなさん、こんにちは。住友電装(株)安全環境部長の森田です。

今回、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会*1主催の「平成25年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者」において、当社は「経済産業大臣賞」を受賞し、10月29日に東京都内で授与式が開催されました。

この表彰制度は、循環型社会の形成に向け、3R(リデュース・リユース・リサイクル)に率先して取り組み、継続的な活動を通じて顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体等に対して、国が表彰する栄誉ある賞です。今回、全国から寄せられた127件の申請のうち大臣賞の受賞は13件でした。この中で、経済産業大臣賞は3件であり、当社グループの取り組みが国からも高く評価されたことになります。

当社は、三重県四日市市に本社があり、主に自動車用ワイヤーハーネス、及び電子機器等を製造しています。ワイヤーハーネスは、年々、構成部品が複雑化・肥大化しており、それに伴って産業廃棄物も増大傾向にあります。しかし、「生産量が増えても廃棄物量は増やさない」という意志のもと、国内各拠点で3R活動に取り組んできました。

過去数年間にわたる取り組みの成果がこのような形で認められたことは、大変うれしく思うと同時に身の引き締まる思いもあります。今後も、より一層の環境保全活動のレベルアップを図っていきたいと思います。

*1: リデュース・リユース・リサイクル推進協議会は、リサイクル社会の構築を目指し、行政・消費者・産業界等が緊密な連携のもとに、広範なリサイクル国民運動を展開するための相互連絡等を行う場として平成3年9月に設立されました。現在は、日本の深刻な廃棄物問題を解決することを目的に、3R推進のための広範な国民運動を展開しています。

▲ 受賞風景

▲ 表彰状

住友電装株式会社

住友電装株式会社
1917年に電線製造会社として創業した当社は、電線で培った技術を根幹に、自動車用ワイヤーハーネスや各種関連製品のモノづくりを世界30ヶ国以上で行っています。「つながり」は製品の働きであると共に当社が大切にしている想い。環境や地域、世界や人などあらゆる「つながり」を大切にし、信頼関係を築き上げていきたいと考えています。

住友電装株式会社 Webサイト  http://www.sws.co.jp/index.html 

2013年12月 2日 14:01

「科学館大好きクラブ」での講演について

こんにちは。解析技術研究センターの奥田です。

10月20日(日)、大阪市立科学館を拠点に活動している、理科好きの中高生、大学生、社会人が集まって自主学習する市民サークル「科学館大好きクラブ*1」にて、当社の研究活動の一端をご紹介する機会をいただきました。今回の講演には、大阪市立東高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH*2)の取組みの一環として、同校の生徒さんを含めて約20名が参加くださいました。

講演をするにあたり、主催者から「理科が好きな若者が、自分の好きなことを続けられる将来の道があることを知ってもらえる機会となるようお話をしてほしい」とのご要望を頂いておりましたので、私は、「理科の授業で習う内容がどのように実際の物づくりに役立つのか」という観点からお話をさせていただきました。

当日は、住友電工の事業の成り立ちと事業内容を説明し、超電導材料、マグネシウム合金の開発、そして私の所属する解析技術研究センターでの分析業務についてご紹介しました。参加された方々から具体的な開発課題に関わる質問などもあり、熱心に話を聞いていただけたことがよく伝わってきました。今回の講演が、少しでも将来や職業を考えるきっかけになれば嬉しい限りです。

講演させていただいた後、大阪市立科学館の展示会場を見学したところ、「大阪の科学史」の展示コーナーにて、住友の伸銅事業の成り立ちが紹介されていました。その他の展示コーナーでも、実際にものに触れたり、実験ができたりと、たいへん興味深く、楽しみながら見学することができました。ぜひ皆様も大阪市立科学館に足を運んでみてはいかがでしょうか♪

*1 「科学館大好きクラブ」では、毎月行う会合で、大学の先生など研究者の講演を聞いたり、身近な材料を使った実験や工作をしたりしています。また大阪市立科学館で行われるイベントの際には、来館された方に、より科学に親しんでもらえるよう、手作りの小道具を準備して簡単な実験などを行っています。

*2 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度のこと。

♪ 関連リンク:科学館大好きクラブWebサイト  http://www2.hamajima.co.jp/~fhert/