2015年10月

2015年10月27日 15:30

SEWSが地域貢献運動に参加しました

こんにちは。私は、米国・Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc. (以下、SEWS)の総務部でインターンをしているメーガン・シェフチクです。

ケンタッキー州南部で毎年行われているUnited Way という非営利組織(NPO)のDay of Caringとは、ボランティアに参加して地域貢献をしたい人にきっかけを提供するイベントです。このイベントを通じて企業や組織、非営利団体がつながり、地域に求められている様々なプロジェクトを行います。今年で7回目となる Day of Caring は7月29日に行われました。今回は初めてプロジェクトを教育、低所得者へのケア、健康、そしてセーフティ・ネットに関するものに絞りました。

ケンタッキー州南部のUnited Way の理事長兼 CEOのスティーブ・ウォレスさんは、United Wayの Day of Caring とは何か、また地域社会にとってどういう存在であるかについてこう語っています。「ケンタッキー州南部では、United Wayと共に活動する暖かいボランティアの方々が何万人もいらっしゃいます。そのおかげで、毎日少しずつ生活が良くなっています。その中から1200人を超える方が、思いやりの気持ちをもう一歩発展させて、7月29日の活動に参加してくださいました。みなさんのおかげで、地域のNPOを支援するための80を超えるプロジェクトが実施されました。どれも大切で、みなさんのご支援が無ければ、今年はできないところがたくさんあったかもしれません。こういうNPOでは、予算や人員、時間が足りないものですから。参加してくださったボランティアのみなさんの思いやりに大変感謝しています。『共に生きる』(Live United*1)というのは、まさにこういうことを言うんだと思います。」

今年、SEWSは2つのプロジェクトを担当しました。ケンタッキー州ウォーレン郡にあるファミリー・リソース・センターのELL/ESL*2クラスとバーレン・リバー・セーフ・スペース (BRASS)*3の支援活動のサポートです。行ったのは、寄付できる文具やぬいぐるみを持ち寄ってもらうという運動です。これに賛同してもらえるよう職場の仲間にも働きかけました。また、生活しやすい地域にするためにボーリング・グリーンにあるウォーレン郡庁、スコッツビル市、そしてエドモントン市 が私達のプロジェクトチームに参加して協力してくれました。

学校では毎年、通常のクラスでは親御さんや家族の方から文房具や事務用品が寄付されるのですが、難民や移民の生徒の家族はそうできないことがよくあります。そのため、ELL/ESL クラスの生徒さんは文房具や事務用品がほとんどない状態になってしまうのです。私たちは寄付のために集まった文具やぬいぐるみを配って回る運動をしました。これで、秋の新学期に子どもたちが戻ってきたときにはクラスに必要なものが揃っていそうです。また、今回のぬいぐるみ寄付運動の結果、300個を超えるぬいぐるみが集まりました。

毎年このイベントを通してして、地域のお役に立つことができることを大変うれしく思っています。来年もこのDay of Caring に参加して地域に貢献したいと思います。

*1 Live United:
地域内でのより良い公共の福祉を目指して協力しようというUnited Wayのスローガン。

*2 ELL/ESL:
英語以外の言語を母国語とする子どもたちのクラス

*3 BRASS:
地域のDV(ドメスティック・バイオレンス)シェルター。10の郡が連携したバーレン・リバーエリア開発地区と呼ばれる地方公共団体にサービスを提供しています。子どもたちは、最初にシェルターにやってくるときは、たいてい身一つです。BRASSでは、このような子どもたちに動物のぬいぐるみをプレゼントしています。ぬいぐるみを持つことで子どもたちが癒されることがよくあるためです。


Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc.

Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc.

Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc.は、1986年に米国に設立された会社です。当社は、自動車用ワイヤーハーネス、エレクトロニクス機器、電子ユニット、コネクタ、ハーネス用部品の製造・販売会社です。

Sumitomo Electric Wiring Systems, Inc. Website  http://www.sewsus.com/