2017年4月

2017年4月18日 11:00

昆陽池の再生事業に参加しています

こんにちは!伊丹製作所・安全環境グループの福本です。

今回は私の担当業務の一つである環境関係の地域貢献活動について紹介します。

安全環境グループでは、その名の通り「安全」と「環境」に関する業務があります。
私が従事している「環境」では、環境事故によって周辺地域に被害を出さないよう、日頃から排水・騒音・振動・大気に注意を傾けながら、省エネ・廃棄物削減などの地球に優しい活動に携わっています。

私たちが勤務する伊丹製作所が拠点を置く伊丹市では、自然環境の保全と再生を目的とした昆陽池水辺環境再生検討委員会が設置され、委員会のメンバー・市民ボランティアによって「伊丹の自然を守り育てる会」の活動が行われています。その会には「森部会」、「池部会」、「川部会」の3つがあり、私たちは「森部会」の活動に毎月参加しています。
参加メンバーは、安全環境グループから2名と各工場から月替わりで4名の計6名で、本活動に初めて参加した2008年4月から足かけ9年で、延べ約580名という多くの方々に参加頂いています。

活動の内容は、昆陽池中央にある日本列島を模した「野鳥の島」の環境を維持するために、島内の除草や枯れ枝の剪定、苗木の植栽や防草シート張りを実施しています。
かつては緑豊かな野鳥の島でしたが、カワウの糞害により多くが枯損木となり、自然の中での再生が困難になったことから、この活動が開始されました。

昆陽池の再生事業に参加しています
昆陽池の再生事業に参加しています

春や秋の心地よい季節の活動は良いのですが、梅雨の6月から残暑の続く10月までは、全身汗まみれになります。熱中症に注意しながら活動しますが、活動後のきれいに整備された島をまじまじと見つめると、何とも言えない充足感を得ることができます。
また、ふらっと昆陽池公園の周辺を通りかかった際も、つい野鳥の島に目が行き、青々と茂った木々を見ると嬉しい気持ちと、「枯れずに成長してくれ!」という祈りにも似た気持ちが交錯してきます。

昨年11月には、自治体の生物多様性の取り組みを評価する全国初の「生物多様性に優れた自治体」のランキングが発表され、全国665自治体の中から伊丹市は、埼玉県戸田市、神奈川県川崎市、兵庫県神戸市とともに同率1位に選ばれました。
地元企業と連携した活動が評価され、参加している私たちからすると非常に嬉しいかぎりです。貴重な経験をさせて頂いていると感じているので、今後も積極的に参加していきたいと思います。

皆様も伊丹市にお越しの際は、ぜひ、昆陽池公園と野鳥の島をご覧になって下さい。また、我こそはという方は私たちと一緒に森部会に参加してみませんか?いつでもWelcome!!です。