こんなに面白い!
短距離走

短距離走と言えば、子どものころに多くの人が経験する競技ですが、プロスポーツとしては、よく分からないという方も多いのでは?そこで今回は、当社選手・トレーナーが短距離走の面白さ・見どころをご説明!これまで以上に観戦が楽しくなるはず!ぜひご覧ください!

sprint

短距離走ってどんな競技?
What is sprinting?

短距離走は、100m,200m,400mを誰よりも速く駆け抜けた選手が勝ちという単純明快な競技です。 その中で、100m,200mはショートスプリント、400mはロングスプリントとも呼ばれています。 ただ走るだけではなく、障害を飛び越えながら速さを競うハードル競技もあり、距離によってハードルの高さや間隔が異なります。 実際の短距離のレースでは「スタート」「加速」「中間疾走」「フィニッシュ」4つの局面に分けられます。選手には各局面によって得意・不得意があります。

短距離走のココがすごい!
Sprinting is amazing!

0.01秒を競う勝負の世界、短い時間で勝負が決まるため少しのミスも許されず、たった0.01秒で勝負の行方が変わってきます。 努力した分だけ記録に反映され、時には残酷なまでにはっきりと結果に表れます。 しかし、その0.01秒を削り出すために選手は日々のトレーニングに取り組むのです。 スタートが得意な選手、後半が得意な選手、各選手走りの特性が違いとても見応えがあり、どんなレースになるだろうと選手だけでなく見ている人も胸が高鳴る熱い戦いです。

短距離走の魅力を語ってくれたのは...

永田 駿斗
SHUNTO NAGATA

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永田 駿斗

住友電工 陸上競技部の注目選手
Star players

小池 祐貴

小池 祐貴YUKI KOIKE

出身    北海道小樽市
得意種目  100m、200m
ベスト記録 100m:9"98、
200m:20"23

ここを見てほしい!

純粋に陸上競技を楽しんで見て欲しいなと思っています。僕に関しては、後半にスピードを上げて他の選手をまくり上げるようなレースが見どころかなと思います。

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チームメイトが語る
小池選手の魅力

私が思う小池選手の注目ポイントは、誰よりも脚の回転が早い「ピッチ型」の走りです。国内の大会でもその走りは目立ちますが、身長が高くストライド(1歩の歩幅)が大きい海外選手と並んで走ると、より一層小池選手のピッチの早さが目に入ると思います。
さらに、ピッチ型の選手はレース前半にトップに出る「前半型」が多いのですが、小池選手は「後半型」です。ピッチを上げすぎるとその後の維持が難しいので、後半にぐっとスピードが落ちてしまうことが多いです。しかし、小池選手は維持力が強いので、大きな減速をせずにゴールします。高速ピッチで最後の最後に他選手を追い越す走りをぜひ注目して観戦してみてください!

御家瀬 緑

御家瀬 緑

多田 修平SHUHEI TADA

出身    大阪府東大阪市
得意種目  100m、200m
ベスト記録  60m:6"56、
100m:10"01、
200m:21"21

ここを見てほしい!

中盤の起き上がりの所(20m~40m)が僕は凄く好きで、そこで他の選手と体2~3つ分くらい差をつけれることが多いので、そこを注目して見て頂きたいなと思います。

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多田 修平
コーチが語る 多田選手の魅力

多田選手の能力
まず、精神面ではあらゆる状況において自然体であるということです。緊張する、闘争心を燃やす、必要なときに休むという直感的な部分が自然であることはスポーツ選手として重要です。強い自分を作り上げようと無理な負荷をかけ過ぎないことで、咄嗟の大きなストレスに対して力を発揮する爆発力に繋がっています。身体的には柔軟な筋肉と強いアキレス腱とバランス感覚に優れています。特にバネの源であるアキレス腱は跳躍選手すら上回るレベルにあると思います。

応援したくなる一面
相手の立場や感情に配慮する共感力に優れています。自分で得た成果や喜びを周りに還元し、その循環により周りから応援されるという資質を持っている選手です。また苦労しても努力を継続する粘り強い一面もあります。そういった当たり前の能力が備わっているため、トップ選手であり続けているのだと思います。

佐藤 真太郎

大東文化大学 陸上競技部
短距離監督
佐藤 真太郎

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