経営理念
- すみでんフレンドは、社員みんながお互いを尊重し、一人ひとりがいきいきと働き、ともに高め合う場を作ります
- すみでんフレンドは、「萬事入精」「信用確実」「不趨浮利」* の精神の下、お客様の信頼と期待にこたえる価値を提供します
- すみでんフレンドは、住友電工およびそのグループ企業と連携しながら、障がい者の雇用・定着を進めることを通して社会に貢献します
*「萬事入精(ばんじにっせい)」「信用確実(しんようかくじつ)」「不趨浮利(ふすうふり)」は、住友電工グループが大切にしている住友事業精神の言葉です。
すみでんフレンドでは、3つの指導方針を大事にしながら活動しています。
- 一人ひとりの個性や特性に合わせた支援をします
- できる仕事や与えられた仕事は一所懸命に取り組みます
- 承認と声掛けを大切にします
苦手なことにも時間をかけてチャレンジ。「できる楽しさ」が頑張る原動力になっています。
“できる”に合わせた道具
仕事をする上で働きやすいように工夫を随所にちりばめています。
水やりの工夫
例えば水やり。鉢の大きさに応じて水の量を調整する作業は簡単ではありません。初めは鉢の大きさに合わせて、ジョウロに目盛りをつけましたが、ジョウロの口から水をこぼしたり、目盛りのところで水をちょうど止めたりすることが難しく、いろいろなやり方を試した結果、今は鉢の大きさに合わせたペットボトルで1本ずつ全ての水をやるようにしています。
また、貸出先の水やり巡廻時はメンテナンスの後で「水よし」「葉っぱよし」「位置よし」「シールよし」「床面よし」と一鉢ごとに指差しコールを行い、点検漏れのないように心がけています。
緩衝材の袋詰めの工夫
袋詰め緩衝材では、袋に入れる緩衝材の量を誰がやっても一定になるように専用容器を作りました。また、できあがった袋を150個ずつ大袋に入れるため、10個の枠がついたマス目状のシートを作り、それぞれの枠に緩衝材が入った袋を並べ、これを15回繰り返すことで全員が150個を数えて大袋へ入れる作業が出来るようになりました。
社員の能力向上への取り組み
- 「時間の差はあっても、全員がすべての仕事を担当できる」という方針の下、「どうすればできるようになるのか」を考え、すべての業務を一人ひとりができるようになるまで粘り強くサポートしています。すべての業務を担当することでマンネリ化を防ぎ、「いろんなことにチャレンジできて楽しい」、「みんなと同じ作業ができてうれしい」というやりがいや仕事への意欲向上にもつながっています。
- 仕事以外にも、全員が交代で当番になり、朝礼の司会、休憩時間の開始・終了合図など、責任を持って取り組んでいます。特に挨拶、ラジオ体操は仕事の基本として徹底的に練習しています。
「大切なのは、サポートする側があきらめないことです。」