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住友電工の剛体トロリー
剛体トロリーとは
剛体トロリーは、クレーン、ホイスト等運搬機械の移動電源に使用される鉄架台付きの剛直な接触給電線です。移動機械の給電に裸銅線を一定張力で架線する吊架線方式で行うと、断線しやすいこと、架線スペースをとること等の欠点があります。
最近、生産設備の増強、製造規模の拡大に伴い、原料・製品を運搬管理する移動機械も大型化し増設されておりますが、これに伴う給電線路の密集化に対応するため、メリットの大きい剛体トロリーの採用が増えております。
住友電工の剛体トロリーは、大きな電流容量を安全確実に供給でき、しかも線路の占有面積の少ない理想的な移動接触電線です。
断面形状 |
剛体トロリー |
SAL型 |
SKLW型 |
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寸法(mm) |
高さ |
48.3~53.85 |
64.3~69.85 |
幅 |
51.5 |
75 |
電流容量(A) |
~650 |
~1050 |
電圧(V) |
~6.6K |
~6.6K |
標準単長(m) |
6 |
5 |
特長・品種 |
ユニット式非張力 耐食、低インピダンス |
ユニット式非張力 大容量、耐食、低インピダンス |
用途 |
鉄鋼・造船所大型クレーン |
中容量 |
大容量 |
住友電工の剛体トロリーの特長
- 断線の心配がありません
剛直な架台にそわせた無張力の線路ですから断線しません。
吊架線のような断線による機械停止や補修による作業効率の低下を防止します。
- 耐食性、高温環境に優れています
鉄架台に電気めっき、溶融亜鉛めっき、およびステンレス架台を使用することにより、耐食性、高温環境にも優れています。
- パンタグラフとの摺動接触が良好です
導体(トロリー線)の形状は住友電工の開発した悌形ですので、摺動板との接触面が大きく特に始動時の集電はきわめて安定です。
- 架台の形状は当社独特です
鉄架台は三角形状・底板取り付けで、水平・垂直方向の剛性が高く近似の設計にしておりますので、取付け方向による「たわみ」の心配はありません。
- 取り付け工事が簡単です。
ユニットタイプで、接続は挿入式ですから非常に簡単に取り付けられます。
また補修のためには当て板式や締付型の接続方式もあり、保守はきわめて容易です。
カタログPDF [ : 3.7MB ]
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