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同軸ケーブルは、中心に導体、その外側に絶縁体、さらに外部導体ならびに外被で構成されています。
高周波信号伝送のニーズに対応するには、信号波形のなまりを押さえる為に、中心導体を太くする必要があり、この際導体サイズと併せて、絶縁体の外径も大きくする必要があります。
その結果、ケーブル全体が太くなり、小型化、高密度実装のニーズに応えることができません。
住友電工は、絶縁外径を極力、小さく押さえる為に絶縁体内部に微少な気泡を多数形成させ、絶縁体の誘電率を小さくすることでこの問題を解決しています。
これを絶縁発泡技術といい、理想とされる空気に近い高い発泡度を得るために、高度な生産・設備技術と材料配合のノウハウが一層必要とされます。
高い絶縁特性と外径の縮小、さらに絶縁体の配合技術により、高い強度性能も実現しているのです。