Global Leadership Development Program

先週、8月28日から31日にかけて当社で実施したGlobal Leadership Development Program(以下GLP)の報告会と懇親会に出席しました。

このGLPは、2007年より当社の海外子会社に勤務している現地のマネジャーを日本に招聘して、研修を行うことからスタートし、現在は、国内外グループ各社のマネジャーを対象に日本で実施しています。今回は30名が出席しました。

4日間の内容としては、グループディスカッションをメインとし、経営幹部の講話や住友の歴史と事業精神、コンプライアンス等の講義、住友ゆかりの施設の見学などがあります。私もプログラムのトップバッターとして、住友の事業精神やリーダーとしての心得、部下の育成などについて話をしました。

これまで11年間に、のべ462名がこのGLPに参加しましたが、その中には海外子会社の幹部として活躍している方も多くいます。当社グループを支える海外の社員が、グループの一員として意識を高めてもらえるこのような機会は、貴重だと感じており、今後も継続して実施することが重要だと思います。

また、報告会では、ルーマニアの女性工場長の"部下を約4000人束ねる苦労話"など、生の声として参加者の現状と提案を聞くことができ、非常に心強く感じました。それと同時に、海外では、当社グループにおいて活躍する女性リーダーが数多くいる中で、国内の取り組みはまだまだ遅れており、世間の女性活躍推進の機運にも乗って、当社本体が変わっていかなければならないと改めて感じました。

講話にて
講話にて
報告会にて
報告会にて