先日、当社の東京本社で昼休みに実施していた東北物産展に参加しました。この東北物産展は東日本大震災が発生した翌年の2012年に開始して以来毎年実施しており、今年で8回目になります。
早いもので東日本大震災が発生してから8年以上経過しました。2011年当時私はドイツに駐在していたのですが、ドイツで放映されていた津波の映像は想像を絶するもので、今でも脳裏に焼き付いております。当社グループも東北各地に拠点を構えており、当時は少なからず被害を受けましたが現在は被災前に戻りました。ただ、仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者の方を含め、まだ地域全体では完全復興とは言えない状況と認識しております。微力ながらこの物産展でお役に立てればという思いであり、今後も継続して実施したいと考えております。
個人的には昨年同様、金華さばの缶詰(宮城県)としじみの味噌汁(青森県)を購入して大阪まで持って帰りました。毎年恒例のお土産になりつつあります。
昨年来、大雨による洪水や土砂崩れ等の被害や台風による被害、北海道を含め世界各地で発生する地震による被害など、大きな自然災害が立て続けに発生しております。
当社グループにおいても、当社自体の被害は限定的であっても、物流網が崩壊して操業に影響を与えるようなこともありました。従業員の安否は当然のことですが、お客様やサプライヤー、物流網、地域の状況などあらゆるステークホルダー皆さまを視野に入れて行動しなければならないと改めて感じ、備えもしておかなければと考えております。
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