年頭管理職講話

当社では、年頭に各拠点をまわり、管理職に向けて講話をしています。今年は、今週から2月にかけて9拠点をまわり、初出の日に全社員に伝えている「本年の要望事項」を元に、私の思いを管理職へお伝えしています。

要望事項の一つ目に掲げているのが、「グループ全員で利益率の改善に取り組む」です。2019年度上期連結決算では、売上高は前年同期比0.3%の減少にとどまったものの、営業利益は28.5%も減少しました。売上高に比べて、営業利益の減り方が大きい。原因がわかっているものは対策の立案と完遂を進めること。わからないものは、関係者の知恵を集めて決めた対策のやりきりが必要です。

二つ目は「すべての災害はゼロにできるという強い信念をもって取り組む」です。社員が元気に出勤して元気に帰ることが基本です。

三つ目は「コンプライアンスの徹底」です。社長就任以来、毎年お願いしていますが、社会から信頼、尊敬される企業として持続的に発展してくための最低限の条件です。また、規律が遵守されるとともに、明るい職場環境の維持・向上に向けて、コミュニケーションが重要です。

一人ひとりが何をすべきかよく考え、2020年は何としても収益力回復の年とし、将来に繋げていきたいと思います。ちなみに、初詣のおみくじは「大吉」でした。運も味方にしたいですね。