少し前になりますが、大阪製作所で開催されました環境エネルギー部門トップ巡回に出席してきました。トップ巡回では、出席する経営陣が、各部門の取り組み報告を受け、製造現場の視察を行っています。
今回は、環境エネルギー部門の代表として、機器電線事業部、ハイブリッド製品事業部、電力事業部から、品質向上やものづくりの基盤強化、工場の稼働率向上等について報告いただきました。それぞれ、成果を挙げて頂いているとのことでしたが、出席の役員からは、現状の成果に満足せずに、管理精度を上げるよう、具体的な指示がありました。私からも、さらなる体質の強化をお願いしました。
続いて、導電製品工場、電力ケーブル工場、ハイブリッド製品工場の各工場を視察し、各製造工程での取り組みについて、報告を受けました。各工場とも生産性向上に向けた見える化が進められておりましたが、役員からは、さらなる改善に向けた具体的なアドバイスがありました。
環境エネルギー部門は、当社創業時から電線・ケーブルを製造している歴史のある部門ですが、再生可能エネルギー発電からの長距離大容量送電が可能な直流海底ケーブルや、蓄電に用いられるレドックスフロー電池、電動自動車のモーター用平角線など、今後、成長が見込まれ、需要拡大が期待される製品を製造しております。
今回報告頂いたものづくりの取り組み成果は、当該現場だけのものとせず、工場全体、さらには海外も含めた他の事業所にも横展開して積み上げて行くことで、大きな成果につながっていきます。中長期計画22VISION達成に向けて、他拠点への横展開を確実に行うことをお願いしました。
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