第151期定時株主総会

6月25日に大阪市内で定時株主総会を開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、株主の皆さまには事前の議決権行使をご案内し、また株主総会の模様についてライブ配信を行ったこともあり、ご出席いただいた株主さまは以前よりも大幅に少ない50名強となりました。誠にありがとうございました。

総会では、事業報告、監査報告の後、「脱炭素社会実現に向けた取り組み」についてご説明しました。弊社では2050年にどのようにCO2の排出量を実質ゼロにしていくのか、議論を重ねています。まずは、2030年には、パリ協定要求レベルのCO2排出量削減の達成を目指すこと、具体的には2018年度対比で、社内の製造等の工程で30%削減、社外の調達や製品使用時で15%削減を目指すことをご説明し、この2030年度の削減目標に対して本年4月にSBT認定を取得していることをご紹介しました。

質疑応答の時間でも、エネルギー政策に関連した当社の取り組みについてご質問ご意見を頂戴しました。当社としては、CO2排出量削減に向けた社内の取り組みを進めるだけでなく、自動車の電動化や再生可能エネルギーの普及等、世の中のニーズに応える製品の提供を通じて、社会課題の解決に貢献していきたいことをご説明しました。
この他、当社を応援するご意見など、合計6件のご意見・ご質問をいただいた上で、決議事項についてご承認頂きました。

新型コロナ感染症や半導体の供給不安など、懸念材料はありますが、株主の皆さまを含め、関係するステークホルダーの皆さまの期待にお応えするべく、心新たに課題に取り組んでまいります。