「統合報告書2021」「CSR報告書2021」を発行いたしました

当社は先日、「統合報告書2021」「CSR報告書2021」を発行いたしましたので、ご紹介させていただきます。

「統合報告書2021」につきましては、"Glorious Excellent Company"を目指す当社が事業活動を通じて中長期にわたって価値の創造に取り組んでいること(価値創造プロセス)を改めて基軸に据え、お客様、お取引先、従業員、地域社会、株主・投資家などさまざまなステークホルダーの皆様に、当社に対する理解を深めていただくことを目的として発行しました。

また、「CSR報告書2021」につきましては、今回で17回目の発行となります。企業に対する社会・ステークホルダーの皆さまからの期待や要請は、日々変化・多様化・深刻化しております。それらに対し、当社のCSR(企業の社会的責任)としてどう応えようとしているかについての取り組みを、特に重点分野としている「地球温暖化」「人材」「サプライチェーン」「品質」「社会貢献」を軸にまとめています。

当社グループは「住友事業精神」と「住友電工グループ経営理念」のもと、公正な事業活動を通じて、社会に貢献することを不変の基本方針としています。この方針のもと、創業以来、「事業を通じて公益に資する」という経営哲学を実践し、経済価値と社会価値を一体的に創出するという姿勢を貫いてきたことこそが、今日の発展・成長の基盤にあると考えています。こうした点を踏まえますと、この基本方針には、SDGs、ESG、サステナビリティといった考え方が内包されているといえます。

今回の統合報告書では、地球温暖化や気候変動をはじめとする諸課題の解決に向けて、2050年カーボンニュートラルの達成を目指す取り組みを強化するなど、サステナビリティを高める経営を推進していくことや、社会・経済のデジタル化に伴うデジタルトランスフォーメーションの推進などに注力していくことなどについて、当社グループの姿勢をお示ししています。

現行の中期経営計画"22VISION"では、2030年頃にあらゆるヒト・モノが、情報通信や電力、交通等のネットワークを介してつながることで、社会全体の最適化が図られていく社会「スマートソサエティ」の絵姿を示しました。いま起きている時代の変化を追い風にして、地球環境に優しく、安全・安心かつ、快適で成長する社会の実現につながる価値を提供することにより、当社グループが産業や人々の暮らしを支える存在であり続けたいと考えています。

この機会に「統合報告書2021」「CSR報告書2021」をご一読いただければ幸いです。皆さま、引き続き変わらぬご支援をお願い申し上げます。

「統合報告書2021」「CSR報告書2021」の表紙