A.5ケーブル敷設箇所において、万一火災が発生した場合に、 ケーブル自体が導火線となって延焼しないようにするため、ケーブルに難燃性を持たせています。汎用のゴムキャブタイヤケーブルはJIS C 3005の水平難燃試験、エコキャブタイヤケーブルはJIS C 3005の傾斜難燃試験、高難燃キャブタイヤケーブルはIEEE std.383:1974の垂直トレイ燃焼試験に合格する難燃性を有しています。
特に、火災リスクの高い鉄鋼関係等の工場や建物では難燃性をさらに高めた高難燃キャブタイヤケーブルが採用されています。
当社の高難燃キャブタイヤケーブル(製品型番の先頭にSF-を付記)について詳しくは、高難燃キャブタイヤケーブルをご参照下さい。
Q.6エコキャブタイヤケーブルの特長やゴムキャブタイヤケーブルとの違いについて教えて下さい。
A.6エコキャブタイヤケーブルは、有害物質排出の低減や燃焼時の有毒ガス・煙の低減を図ったRoHS指令に対応する環境配慮型キャブタイヤケーブルです。 従来のゴムキャブタイヤケーブルに比べてケーブル重量が2~6%軽減し、 難燃性についてはJIS C 3005に規定の傾斜難燃試験に合格する難燃性を有しております。(従来のゴムキャブタイヤケーブルは水平難燃レベル) また、更に柔軟性を向上させ(38mm2以下)、従来のゴムキャブタイヤケーブルと同等の柔軟性を有しております。 詳しくはエコキャブタイヤをご参照下さい。