4月15日に長岡技術科学大学(以下、技大)の東学長と鎌土副学長が当社をご訪問くださりました。技大で取り組まれている「卓越大学院プログラム」に当社のマグネシウム合金開発事業が協力させていただくことになったことを契機として、当社の現場もご視察いただきました。
「卓越大学院プログラム」は各大学が自身の強みを核に、国内外の大学・研究機関・民間企業等と連携し、世界最高水準の教育力・研究力を結集した5年一貫の博士課程学位プログラムを構築することで、より卓越した人材を育成するとともに、人材育成・交流及び新たな共同研究の創出が持続的に展開されるような拠点を形成する取組みを推進する国の事業です。常々、人材は全ての基盤にあると感じており、若年人口が減少する中、貴重なプログラムだと思います。
プログラムの中で約5カ月間の実務訓練があり、既に技大と共同研究をさせていただいているご縁もあって、当社マグネシウム合金の開発部門で受け入れをさせていただくことになりました。人材の交流もさることながら、技大ではSDGs(特に「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」で世界唯一の「グローバルハブ校」として高い評価)をエンジニア教育の根幹とされるなど、SDGsへの取り組みが大変積極的で、世界課題に対する研究活動に力を入れられています。
AIやIoT技術が進化し、自動車の電動化・自動運転など、社会が劇的に変わろうとしています。そのような大きな変化はさまざまな分野の先端技術によって支えられており、1社の技術だけでは対処できない時代を迎えてきています。当社としても、今後も産学官や他社との連携を積極的に行い、新しい技術・製品を生み出すべく努力していきたいと思います。
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