第150期定時株主総会を開催

6月25日に大阪・梅田の「ザ・リッツ・カールトン大阪」にて、第150期定時株主総会を開催しました。

定刻の午前10時より総会を開始し、まず事業の状況、業績の概要などをご報告申し上げた後、ご出席の皆さまからのご質問にお応えし、決議事項の決議を行いました。株主さまからは、社内のコミュニケーションが適切に取れているかとのご質問を頂き、当社のフランクな雰囲気についてお応えしました。

ここ数年、ご来場者数が増加を続け、昨年は1,000名を超える株主の皆さまにご来場頂きましたが、今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、書面やインターネット等による事前の議決権行使をご案内していたこともあり、間隔を広げた座席配置にも関わらず、空席の目立つ中での開催となりました。また、ご来場された株主の皆さまには、会場内でのアルコール消毒やマスク着用、議事進行の時間短縮など、例年にない運営にご協力を頂きました。おかげさまで、円滑に議事を進行することができましたことを、改めて御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症は、国内では最悪期を脱したものの、第2波、第3波が懸念され、景気低迷の長期化が憂慮されます。また、米中の通商政策や中東情勢などの政治的・地政学的リスクも引き続き懸念材料であり、先行き不透明な状況が続くものと予想されます。厳しい経営環境下ではありますが、再び成長軌道に戻るべく、製造業の基本であるSEQCDD即ち、安全、環境、品質、コスト、物流・納期、研究開発の一段のレベルアップに努めるとともに、収益力を高める事業構造の改革、生産性を向上させるワークスタイルの改革を実行していく所存です。今後とも、株主の皆さまを始め、関係するステークホルダーの皆さまのご期待に添えられるよう、「萬事入精」の精神で、誠心誠意、頑張ってまいります!