住友電工グループでは現在、世界約40カ国で28万人以上の人材が活躍しており、当社グループがグローバル競争を勝ち抜いて発展していくためには、技術、製品、ビジネスモデルをはじめとした全てのリソースをフルに活用していくことが重要です。なかでも、それらを支える優秀な人材の確保と活躍は、最も重要であると考えております。
日本国内ではこれまで、多様な人材の活躍推進と働きやすい組織作りに向け、育児や介護等のライフイベントに対応しながら働き続けられる両立支援制度の整備、働き方の見直し、在宅勤務制度の導入と拡大、外国籍社員の活躍支援、障がい者雇用の拡大など様々な施策に取り組んできました。今般、これまでのダイバーシティ・インクルージョン(※)の取り組みを一層加速・深化させるため、6月25日付で人事部内の組織を独立させ、新たにダイバーシティ・インクルージョン部を社長直轄組織として設置しました。
今後、より一層多様な意見や価値観を経営に取り入れていくためには、女性や外国人などの多様な人材から役員や幹部人材を継続的に輩出していくことが重要課題であり、候補となる社員自身が、様々な業務を通じて、時には厳しい状況を乗り越えて成果を出す経験を積んでいくことが必要となります。そのため、今後は、多様な人材の育成・登用の支援、ライフイベント等で制約がある社員も仕事を通じた成長機会を得て、さらに活躍できる仕組みの構築、これらを支えるさまざまなネットワークを用いた、社員一人ひとりの活躍をさらに推進・支援する体制の整備などの取り組みを強化していきます。
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