全国招待大学対校男女混合駅伝

3月21日に、当社が特別協賛する「第1回全国招待大学対校男女混合駅伝」と「国立大東西四大学対校戦」が大阪市の長居公園で開催され、大会関係者として現地で観戦してきました。

本大会は、学生陸上の中長距離種目の底上げを目的に今回創設されたものです。大学生による男女混合駅伝大会は、これが日本初開催とのことです。長距離種目のランキングや主要大会成績などを基に招待された関東、関西の強豪大学が参加し、長居公園内の全長20㎞の周回コースで競技が行われました。

全国招待大学対校男女混合駅伝の様子

今回、初開催の大会とのことで楽しみにしておりましたが、見どころの多い大会となりました。まず、各区間が比較的短いため、ペースが速く、熾烈な順位争いが繰り広げられました。また、男子、女子が交互に走る形式も、レースの雰囲気を変え、展開をより面白いものにしました。そして、選手のいろいろな思いが感じられた点が特に良かったと思います。
注目度の高い箱根駅伝に出場した関東の強豪チームに負けてなるものかというような地元関西のチームの意地や、普段は同じレースに出場することの無い男子選手、女子選手がたすきをつなぐ男女混合チームならではの一体感、さらには同時開催された「国立大東西四大学対校戦」出場選手の頑張りなど、伝わってくるものがありました。中でも、優勝した順天堂大学の4年生の女子選手が「出場できる大会が制限された環境下で、この大会を大学での陸上競技の集大成に位置付けて臨んだ」とこの大会にかけた思いをインタビューで応えていたのは印象的でした。

現地で観戦する様子

当日は雨天で風も強く、駅伝にはあいにくのコンディションとなりましたが、荒天をものともしない、選手たちの熱気が伝わってくる、良い大会でした。選手の皆さん、お疲れさまでした。また、制約が大きい中で、大会開催に向けてご尽力頂きました関係者の皆さんに感謝申し上げます。我々も、学生駅伝の活性化に貢献できたのであれば幸いです。