新しい経営幹部研修に期待

当社では、経営課題について部門長を中心に選抜されたメンバーがチーム別に検討を重ねて経営への提言を行う経営幹部研修「アクションラーニング」を2005年から実施しています。今年度は、従来以上に課題を深掘りし、実践的な提言を行っていただく観点から、期間、メンバー層、チーム編成、テーマ設定方法等の見直しを行いました。

先日、第1回報告会が行われ、部門長、中堅層から厳選したメンバーからなる5チーム(部門長3チーム12名、次世代2チーム9名)から、経営陣に取り組みテーマの報告がありました。これまでは取り組みテーマは事前に設定されていましたので、はじめての試みです。

私が驚いたのは、次世代チームから忌憚のない「課題意識」がたくさん挙がってきたことです。これまで部門長を中心とした報告会では聞くことのできなかった、新鮮な課題意識でした。また、2チームとも整理していくと「人材」と「新規事業」に課題が集約されていました。

最終報告会は2月で、長丁場になります。当社グループ横断的な課題に対し、より実践的な提言を出してもらうべく、少数精鋭のメンバーでしっかり腰を据えて取り組んでもらいたいと思っています。5チームがそれぞれどんな報告をしてくれるのか、期待しています。