第2四半期決算

11月2日に今年度の第2四半期決算を発表しました。
半導体供給不足、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大、原材料と物流価格の高騰、といった環境のもと、徹底したコスト低減とサプライチェーンの維持に取り組み、2021年度上半期の連結決算は、年初公表の水準には及びませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響が甚大であった前年同期から大幅な増収増益となりました。
これも皆様のご支援のおかげであり、厚くお礼申し上げます。

当期の営業利益は、自動車生産減産の影響が大きく、自動車セグメントが500億円にとどまる一方、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の4つのセグメントは、これまでの拡販や収益性改善の取り組みの成果により、いずれも堅調に推移しており、4セグメント合計の営業利益は950億円と、1000億円の大台まであと一歩という水準まで成長しております。

社員には、改めて、製造業の基本であるS(安全)、E(環境)、Q(品質)、C(コスト)、D(物流・納期)、D(研究開発)の全てにおいて、本質的な課題がどこにあるのかをしっかり把握し、強い達成意欲を関係者全員で共有し、ムリ・ムラ・ムダを徹底的に排除し、収益力を高めるための改革を果敢に進めるよう、お願いしております。

今後も、当社の総合力を生かした事業運営を行い、グループ全体としての企業価値の一層の向上に取り組む所存です。