入社式

今年も4月1日に400名のフレッシュな皆さんを当社にお迎えすることができ、大変うれしく思います。

ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の中、今年の入社式は複数の拠点に分散し、さらに各拠点で複数の部屋に分かれ、可能な限り集中することを避け、内容も短縮して実施しました。また、私もメッセージ動画を各拠点に配信する形で挨拶しました。
私自身も新入社員皆さんの前に立ち、顔を見て話ができなかったことは残念でしたが、この非常事態ですのでメッセージを出せるだけでもよしとしなければいけません。新入社員皆さんについては同期と一堂に会さないまま、入社式、教育を受けることになってしまったのは大変残念なことですし、入社早々非常事態の渦中に飛び込む形となってしまったわけですが一緒に乗り越えていきましょう。

私が入社した1975年はオイルショック後の厳しい状況の中で、入社式は4月16日に後ろ倒しとなり、その後は配属先での受け入れが難しいということから、工場実習3カ月、事務実習6カ月という長期の実習・教育期間となりました。当時は早く実務に就きたいと思っていたことを記憶しています。

当時とはまた状況が異なりますが、こういう厳しい環境だからこそ、新入社員教育の重要性をよく理解していただき、将来に活かすことを意識してこの後の研修に取り組んでもらいたいと思います。私から新入社員へのメッセージとして①仕事の基本を大事にしつつ、変革に挑む、②コミュニケーションを大事にする、ということをお願いしましたが、「自ら」成長するということを意識して会社生活の一歩を踏み出してほしいと思います。新入社員皆さんが、まずは健康と安全で、そして素晴らしい会社生活を送ってくれることを祈念しています。

<ご参考>

入社式での社長メッセージ

入社式
入社式の様子