プレスリリース
ハンディ光ファイバカッタ新シリーズ「FC-8Rシリーズ」を発売
~好評のFC-7Rが更に使いやすく、更に高い信頼性に進化~
2016年3月17日
住友電気工業株式会社
当社は、自動回転刃と切断回数カウンタを搭載し、光ファイバ接続工事の高い品質に加えて、メンテナンスの経済性も兼ね備えた光ファイバカッタの新シリーズ「FC-8Rシリーズ」を開発、本年4月より出荷を開始します。
近年、世界各国で光アクセス網の構築が急速に進む中、幹線系工事やFTTx工事において、光ファイバカッタが広く使用されています。特に、電柱間の架空光ケーブルの融着接続はもとより、現地組立型コネクタの接続工事向けとして、片手で簡単に操作でき、自動回転刃を搭載することで面倒な刃の定期回転作業が不要なハンディ光ファイバカッタ「FC-7R」シリーズを国内外に多数販売し、好評を頂いていました。
今般、その後継機種として、切断回数カウンタを搭載して更に使いやすく、更に高信頼性に進化した、ハンディ光ファイバカッタ「FC-8Rシリーズ」を開発しました。
本製品の特長は以下の通りです。
- 1. 切断回数カウンタを搭載
カッタを使用した切断回数を数字で表示するカウンタを搭載しました。使用回数がはっきりと明示されるので、適切な刃の交換時期がわかります。摩耗した刃を使い続けることによる切断品質の低下を防ぐとともに、刃の交換頻度も効率的に管理でき、メンテナンス費用を軽減できます。
- 2. 自動回転刃を搭載。回転/非回転の切り替えも可能に
ファイバ切断の度に刃が少しずつ回転する好評の自動回転刃はそのままに、さらに回転/非回転の切り替え機能も追加しました。万が一、切断刃の一部が欠けてしまった場合でも、刃の回転を固定して残りの部位を最後までお使い戴けます。
- 3. 蓋の開閉角度を2段階に切り替え
ワンタッチで蓋の開閉角度を切り替えることで、切断作業時の操作性と、清掃の作業性を両立しました。また、手持ち作業でも机上作業でも自由なスタイルでお使い戴けます。
- 4. 光ファイバ屑かごを大容量化
切断した光ファイバを回収する内蔵屑かごの位置や大きさを見直し、従来製品のFC-7Rから大幅に大容量化しました。
- 5. 適用ファイバ心数 1心~12心テープまで対応
従来製品のFC-7Rが8心テープまでの対応であったのに対し、「FC-8Rシリーズ」では12心テープまで対応可能です。
- 6. 軽量化して更に使いやすく(従来製品比△25%)
従来製品のFC-7Rに比べ質量を約25%低減し、いままで以上に使いやすくなりました。
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以上