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プレスリリース

多回線切替マルチスロット型光スイッチ 新モデル「IX-OPTSW」販売開始

製品・技術情報

2016年4月 1日
住友電気工業株式会社

当社は、多回線切替マルチスロット型光スイッチの新モデル「IX-OPTSW」を、2016年4月より販売開始いたします。

近年、生活を支える重要なインフラとして、安定性の高い光通信ネットワークが求められています。当社の光スイッチは、障害が発生した際に自動で断線を検出し、光回線を予備のルートに切り替えることができ、高い信頼性から好評をいただいていました。 今般その後継機種として、光スイッチ「IX-OPTSW」を開発、販売いたします。特長は以下の通りです。

1. 省スペース

「IX-OPTSW」は、19インチラックの大きさで、最大32個の光スイッチが搭載可能です。他の光スイッチに比べ、筐体スペースに対し実装されているスイッチ数が多く、コンパクトであるため、スペースを有効活用できます。

2. 連動切替

「IX-OPTSW」は最大16台の筐体、512個のスイッチをグループ分けして扱えます。異なる筐体どうしのスイッチでも、同一グループに帰属させることができ、障害発生時の断線や、電気信号による1つの指令で、各グループのスイッチ回線全てを瞬時に切り替えることができます。

3. 運用柔軟性

モニタ機能を備えた4 個のスイッチで1つのスロットが構成され、1つの筐体あたり最大8スロットの搭載が可能です。需要に応じてスロット数を増減できる運用柔軟性を有しているため、初期投資を抑えることが可能です。シングルモード・ファイバ*1やマルチモード・ファイバ*2など、対応する光ファイバの種類をスロットごとに変えることもできます。

多回線切替マルチスロット型光スイッチ IX-OPTSW

多回線切替マルチスロット型光スイッチ IX-OPTSW


*1 シングルモード・ファイバ(SMF)
光を伝送するコア部分が10μm以下の細いファイバ。コア内は、1つのモード(光の通り道)で構成。

*2 マルチモード・ファイバ(MMF)
コア部分が50μm や62.5μmと太いファイバ。コア内は、複数のモード(光の通り道)で構成。

以上

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