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プレスリリース

Android TV™を採用したハイブリッドの4K対応セットトップボックスを提供開始

製品・技術情報

2017年7月20日
住友電気工業株式会社

当社は、Android TVを採用したハイブリッド4K対応セットトップボックス「ケーブルプラスSTB」を、KDDI株式会社を通じて全国のケーブルテレビ事業者に2017年7月20日より提供開始します。

ケーブルプラスSTBは、同軸ケーブルを使用するRF(高周波)方式で伝送されるケーブルテレビ放送サービス(地上デジタル、BSデジタル、CATV放送)に加え、インターネットを利用した動画配信サービスにも対応した4Kセットトップボックスです。*1 トリプルチューナを搭載し、受信したケーブルテレビ放送を視聴しながら、他の番組を2番組まで同時に録画*2することができます。「ケーブル4K」などの4K放送や、ビデオオンデマンドサービスで公開されている4K映像の視聴も可能です。

ハイブリッド4K対応セットトップボックス「ケーブルプラスSTB」

ハイブリッド4K対応セットトップボックス「ケーブルプラスSTB」

主な特徴

1. ユーザエクスペリエンスの向上
(1)
テレビやセットトップボックス対応のプラットフォーム「Android TV」を採用

「Android TV」を採用したセットトップボックス。映画、音楽をはじめゲームや生活情報などの豊富なアプリケーションをダウンロードしてテレビやモバイル端末で楽しんでいただけます。

  • 音声検索
    知りたい情報をリモコンのマイクから音声入力することにより、関連する番組や録画コンテンツ、ビデオオンデマンドサービス上のコンテンツ、WEBページなどをまとめて検索し、結果を表示します。

  • 画面共有
    Chromecast built-inに対応しており、モバイル端末で見ていた対象の映像/サービスアプリケーションをTVに映し出すことが可能です。

(2)
Gガイド番組表を搭載

Gガイド番組表による最大1ヶ月間の番組表示やお気に入りの番組名/カテゴリ/ジャンル/人物名など、多彩な検索条件での自動録画予約機能を提供します。*3

2. モバイル端末・インターネットとの連携強化
(1)
宅内での連携
  • ホームネットワーク内のサーバ機能
    ホームネットワーク内のDLNA対応のプレイヤ端末(スマートフォンやタブレットなど)に対して、放送中の番組や録画したコンテンツを家庭内のいろいろな場所へ配信可能です。

  • ホームネットワーク内のプレイヤ機能
    ホームネットワーク内のDLNAサーバ機能を持つ機器で受信した放送や、録画したコンテンツの再生が可能です。

(2)
宅外での連携
  • リモート視聴、リモート録画予約、録画番組の持ち出し
    外出先からも自宅のケーブルプラスSTBにアクセスして放送中の番組や録画したコンテンツの視聴、録画予約を行えます。また、モバイル端末に「ケーブルプラスSTB」で録画したコンテンツの持ち出し(ダビング)が可能です。*4

3. 事業者向け保守サービスおよび地域密着サービスへの対応

遠隔保守機能を搭載し、TR-069*5に対応したリモートでのファームウェア更新、機器の設定確認/変更/リセットなどが行えます。視聴情報の収集にも対応し、サービス向上にお役立ていただけます。*6
事業者ごとにスタート画面をカスタマイズでき、地域に密着したサービスもご提供いただけます。

仕様

プラットフォーム Android TV(Android™ 6.0, Marshmallow)
メディアデバイス Dual Core ARM 15, 12K DMIPS
映像出力フォーマット 最大4K(3840 x 2160), 60fps
映像復号化 H.265/HEVC Main10 Level5.1 *7,
H.264/AVC High Level4.1, MPEG2 High, VP8, VP9
トランスコード H.264/AVC、MPEG2 (HD) →H.264/AVC(720p / 480p)
映像・音声出力
インターフェース
デジタル映像音声 :
HDMI2.0*8 /HDCP2.2*9 規格準拠(本体背面)
拡張インターフェース USB3.0 x 2 (前面と背面に各1ポート搭載)
有線ネットワーク
インターフェース
10Base-T/100Base-TX/1000Base-T (本体背面)
無線ネットワーク
インターフェース
2x2 MIMO対応
IEEE802.11a/n/ac(5GHz) / IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
※5GHzと2.4GHzのどちらかで使用いただけます
Bluetooth 4.1(BDR/EDR/BLE)
チューナ機能 トリプルチューナ搭載(最大1視聴+2録画)
※QAM(256QAM対応)、OFDM:各3チューナ 搭載
リモコン 通信方式:Bluetooth Low Energy、IR(TV用)
本体消費電力 約 18W以下(通常利用時)
本体重量 840±45g
外形寸法 190±1.5mm x 164±1.5mm x 53±2mm
(突起部スタンド含まず)
JLabs認定取得 JLabs SPEC-001/003/004/005/007/017/018/019/020

*1 インターネット環境がない場合も、RF方式の伝送により、ケーブルテレビ放送サービスの視聴、予約録画を行えます。

*2 ケーブルプラスSTBに別売りの外付けハードディスクを接続する必要があります。同じホームネットワーク上のDLNA対応録画機器に録画することもできます。DLNA対応録画機器は以下のURLをご参照ください。
http://www.jlabs.or.jp/judging/judging-dlna/dlna-equipment

*3 電子番組表は、米国TiVo Corporationが開発したGガイドを採用しています。Gガイド番組表の一部機能は、インターネットに接続しなければ利用できません。インターネット未接続時でも、8日間(1週間)の番組表を表示できます。

*4 モバイル端末からケーブルプラスSTBと通信する場合、アプリが必要です。

*5 TR-069(Technical Report 069):
エンドユーザ装置を遠隔管理するために、アプリケーション層プロトコルを定めた技術仕様です。

*6 設定画面にて、任意で視聴情報送信のON/OFFの切り替えを行えます。

*7 HEVC(High Efficiency Video coding):
動画圧縮規格H.265 (ISO/IEC 23008-2 HEVC) の別称です。従来(H.264)の約2倍の動画圧縮性能を有します。

*8 HDMI2.0:
TVと周辺機器のインターフェースHDMI端子の最新規格です。

*9 HDCP2.2:
4K映像をHDMIで伝送するときに用いられる著作権保護規格です。

  • ケーブルプラスSTBは、KDDI株式会社の商標または登録商標です。
  • Google、Android、Android TV、Chromecast built-inは、Google Inc. の商標です。
  • TiVo、Gガイド、G-GUIDE、およびGガイドロゴは、米国TiVo Corporationおよび/またはその関連会社の日本国内における商標または登録商標です。
  • DLNAは、米国Digital Living Network Allianceの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • HDMIは、米国HDMI Licensing LLCの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • Bluetoothは米国 Bluetooth SIG Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、記載されている会社名、製品名、サービス名などは、各社の商標または登録商標です。

以上

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