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プレスリリース

住友電工とAquantia社、自動車分野におけるマルチギガビット・イーサネットのソリューション提供に向けた協業を開始

製品・技術情報

2019年3月13日
住友電気工業株式会社
Aquantia Corp.

住友電気工業株式会社(以下、住友電工)とAquantia Corp.(以下、Aquantia社)は、自動運転を見据えたマルチギガビット・イーサネットシステムを実現する製品開発に向けた協業を開始しました。

住友電工の車載コネクタ、ケーブル、今回の協業で開発を進めるAquantia社製の車載マルチギガビット・イーサネットチップを搭載した車載システム製品は、新たなステージの自動運転を実現する車載ネットワークをターゲットにしています。本協業により住友電工とAquantia社の製品の可能性は拡大し、顧客のニーズをより満たすことになるでしょう。

住友電工常務執行役員の柿井俊昭は以下のように述べています。
「住友電工の製品にAquantia社のマルチギガビット技術が組み合わさることで、当社の製品は自動運転システムの確立に大きく貢献するものになるでしょう。マルチギガビット通信を活用した車載ネットワークは、ドライバーや乗員、その他すべての交通参加者に最高レベルの安全性を提供します。自動運転は車内で膨大なデータ通信を必要としますが、住友電工とAquantia社の協業によって実現する車載ネットワークは、自動車メーカーが考える安全で楽しいドライブ体験に寄与することでしょう。」

Aquantia社の会長兼CEOのFaraj Aalaeiは以下のように述べています。
「自動車部品のTier1サプライヤーとして長きにわたって技術革新を重ね、世界中で素晴らしい経験を培ってきた住友電工との協業を光栄に思います。私達のパートナーシップは、将来の自動運転車の普及に不可欠な車載ネットワークやプラットフォームを提供する上で非常に重要なものとなります。住友電工とAquantia社は、車の神経系ともいえる車載ネットワークにおいて、完全な自動運転やスマートコックピットを実現するために欠かせない車載ネットワークを提供することで、自動運転を一段階上のレベルへと導くでしょう。また今回のパートナーシップにより、Aquantia社と自動車メーカーとの距離は飛躍的に縮まることになるでしょう。」

今後、普及が進む自動運転に向けて、住友電工とAquantia社は新製品の開発強化を加速するとともに、グローバルな顧客に向けた提案を進め、グローバル市場におけるマーケットシェアの拡大を目指します。

Aquantia社の概要

Aquantia社は、データセンターや企業のITインフラ、アクセス系・自動車市場における高速通信用のイーサネット接続を開発・マーケティングしている業界リーダーです。Aquantia社の製品は増大するIPトラフィックによって引き起こされるネットワーク通信帯域のボトルネック軽減を目的として、ITインフラにおいて必要とされる優れたデータ通信速度を実現しています。Aquantia社はシリコンバレーに拠点を置いています。
詳細は、Aquantia社のWebサイトwww.aquantia.comをご覧ください。

住友電工の概要

住友電工は全世界40か国390拠点で25万人以上が働くグローバルテクノロジーリーダーとして認知されています。120年以上に渡るたゆみないイノベーションのもと、住友電工は5つの事業セグメント(自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材)で、人々の生活と産業を様々な場面で支えています。
詳細は住友電工のWebサイト:https://sei.co.jp/をご覧ください。


本資料は、2019年2月12日(米国時間)に発表したプレスリリースの一部を日本語に翻訳し、ご提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。
本資料全文(英文)は、https://global-sei.com/company/press/2019/02/prs012.html をご参照ください。

以上

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