プレスリリース
電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」をバージョンアップ
~「おまかせアドバイザ」機能を追加/「Amazon Cognito」認証に対応 ~
2020年1月23日
住友電工情報システム株式会社
住友電工情報システム株式会社は、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII(らくらくワークフロー・ツー)Ver.7.6」を1月より販売開始しました。
「楽々WorkflowII Ver.7.6」では、申請文書の内容をチェックして申請者や承認者に警告メッセージを表示する「おまかせアドバイザ」機能を追加しました。さらに、「Amazon Cognito」認証への対応、フォルダーツリーへの業務メニュー機能追加、そして、組織変更・人事異動の更新処理高速化による24時間稼働の実現を行いました。
電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様から、ERPなどの基幹システムと連携させ本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
「楽々WorkflowII Ver.7.6(以下楽々WF)」に追加された主な新機能は以下のとおりです。
- 1. 「おまかせアドバイザ」機能を新規追加
-
申請文書の作成、承認時に文書の内容をチェックして、申請者や承認者に警告メッセージを表示する「おまかせアドバイザ」機能が利用できるようになりました。
本機能では、下記の3つのケースについて警告メッセージを表示することにより、誤った文書内容のままでの申請や承認を防止します。- 否認された文書を訂正せずに、そのままワークフローを再開する場合
- 類似登録や改訂で作成した文書が、類似登録元や改訂前の文書と同じ内容である場合
- 申請内容に含まれる数値項目や金額項目の値が、同じフォルダ内の過去文書の値と比べて大きな差がある場合
- 2. 「Amazon Cognito」認証に対応
-
クラウドサービス上の認証方式の一つで、ユーザのアイデンティティやデータ同期に関する機能を提供するサービス「Amazon Cognito」に対応しました。Cognitoが提供している機能を利用することで、Amazon上のアカウントだけでなく、Facebook や Google上のアカウントで楽々WFにログイン認証を行うことができるようになります。
また、社内のシステムを「アマゾンウェブサービス(AWS)」上に構築し、認証に「Amazon Cognito」を利用すれば、システムの接続先を切り替える都度、ログインを繰り返す必要がなくなり、利用者のストレスを軽減します。 - 3. フォルダーツリーへの業務メニュー機能追加
-
楽々WFのホーム画面ではさまざまなワークフロー業務がフォルダーツリー形式で表示されています。今回、フォルダーツリー内に任意のURLを設定可能な「リンクフォルダ」を作成できるようになりました。「リンクフォルダ」に対するアクセス権限は、ユーザごと、グループごとに設定が可能です。これにより、楽々WFを使って申請書類の作成や申請業務を行いながら、他のWebシステムの画面を呼出すことや、楽々WFのホーム画面を、すべての業務のトップメニューとして活用することができるようになりました。
- 4. 組織変更・人事異動処理の高速化による24時間稼働の実現
-
これまでは、登録ユーザ数が数万人規模、登録グループ数が数千グループ規模の場合、組織変更・人事異動の更新処理のため、数分間のシステム利用制限が必要な場合がありました。今回、この更新処理を高速化し、24時間の連続運転ができるようになりました。
例えば、日本時間の夜間に組織変更・人事異動の更新処理を行う場合、海外拠点では業務時間中でも一時的に承認処理が制限される、といったことがなくなります。
当社は今後もますます需要が見込まれるワークフロー市場において、時代のニーズを先取りした製品開発に取り組んでまいります。
以上
補足資料
■ 楽々WorkflowIIの主な特長
- 簡単・スピーディな立ち上げ
Excelシートを使った申請フォーム生成、わかりやすいGUIでの申請フォーム編集、経路設定機能などにより、稟議書、起案、旅費精算・経費精算など本格的な申請画面を誰でも簡単に作成することが可能です。短期間で電子申請システムの業務開始を実現します。 - 大規模・本格的な運用に強い
豊富な経路設定機能により日本の商習慣に合った柔軟なワークフローを実現します。人事異動や業務・組織の変化にも簡単に対応でき、豊富なAPIと固有ロジック追加機能、高い性能と信頼性により、既存システムと連携した大規模かつ本格的なワークフローが構築可能です。 - グローバルな多国語対応、スマートフォン、タブレットのモバイル対応でどこでも誰でも利用可能
日本語だけでなく、英語、中国語、タイ語、スペイン語、韓国語、フランス語など多国語に対応しています。各種スマートフォン、タブレットにも対応し、グローバルでの利用が可能です。
■ 楽々WorkflowIIの動作環境
- サーバOS:
Windows Server / Linux(RHEL/SLES) / UNIX - アプリケーションサーバ:
Tomcat / WebSphere / WebLogic / InterStage / Cosminexus - データベース:
Oracle / SQL Server / PostgreSQL / DB2 - クライアント:
Internet Explorer 6.0 / 7.0 / 8.0 / 9.0 / 10.0 / 11.0 / Edge / FireFox / Google Chrome / Safari - スマートデバイス:
Android / iOS
■ 楽々WorkflowIIの価格
※価格については、別途お問合せ下さい。
■ Webサイト
楽々WorkflowIIのWebサイト | https://www.sei-info.co.jp/workflow?argument=EkZKmXCQ&dmai=20200123 |
---|
- 楽々Workflow、楽々Frameworkは、住友電気工業株式会社の登録商標です。
- Amazon、Amazon Cognito は、米国 Amazon Services LLC およびその関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- WebSphere、DB2 は、米国 IBM Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Google、Google Chrome、Chrome、Android は、米国 Google Inc.の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Cosminexusは、株式会社日立製作所の登録商標です。
- Firefoxは、米国Mozilla Foundation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Interstage は、富士通株式会社の登録商標です。
- iOS は、米国 Cisco の米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
- Linux は、Linus Torvalds 氏の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Oracle、WebLogicは、米国 Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Safariは、米国 Apple Inc. の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- Windows、Windows Server、SQL Server、Internet Explorer、Microsoft Edge、Excelは米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- UNIXは、X/Open company Limited の米国及びその他の国における商標または登録商標です。
- その他、本書に記載されている会社名・製品名等は、各社の商標または登録商標です。
■ 住友電工情報システム株式会社の概要
設立 | 1998年10月1日 |
---|---|
資本金 | 4.8億円 |
従業員数 | 500人 |
代表者 | 代表取締役社長 奈良橋 三郎 |
本社所在地 | 大阪市淀川区宮原3-4-30(ニッセイ新大阪ビル) |
事業内容 | 各種業務用ソフトウェアの開発・販売・保守、パッケージソフトの開発・販売・保守 他 |
▼ 製品に関するお問い合わせ
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部
- システム営業部
- TEL :
- 03-6406-2840
- 西日本システム営業部
- TEL :
- 06-6394-6731
- :
- rakrak@sei-info.co.jp
▼ 本件に関するお問い合わせ
住友電工情報システム株式会社 ビジネスソリューション事業本部 マーケティング室