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プレスリリース

日本初、大型商用洋上風力発電事業
「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」本格着工

製品・技術情報

2020年3月30日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:押味 至一、以下 鹿島)と共同で、日本初となる大型商用洋上風力発電事業の実施に向けた「秋田港・能代港洋上風力発電施設建設工事」に本格着工いたしますので、お知らせします。

秋田港・能代港

これまで日本国内の洋上風力発電設備は、国などの補助のもとに行われた実証実験後に民間に引き渡されたものに限られておりました。これに対し本事業は、日本初となる民間の秋田洋上風力発電株式会社が商業ベースで開発・事業化を行うもので、秋田港・能代港の港湾区域内に風車33基を新設、発電容量は約140MWと国内最大規模となっております。発電形態は着床式洋上風力で、当社は風車から陸上に送電する海底ケーブルの設計・製造・施工・据付業務を担当、2022年の竣工を目指します。これまで当社は、国内外で系統連系用や洋上風力用等に海底ケーブルを納入・施工して参りましたが、こうした実績と知見を生かし、日本での洋上風力用海底ケーブルの事業に注力して参ります。

出荷中の海底ケーブル(イメージ)
出荷中の海底ケーブル(イメージ)

【概要】

事業者 秋田洋上風力発電株式会社
所在地 秋田県秋田市、能代市(港湾区域内含む)
発電容量 約140MW
発電形態 着床式洋上風力
風車基数 秋田港13基、能代港20基、計33基
設計調達施工 鹿島・住友電気工業特定建設共同企業体(基礎及び海底ケーブル)
工期 2020年2月~2022年12月

また、当社グループでは発電から需要家に至るまで、送配電設備はもちろん受変電、蓄電などのあらゆる電力設備におけるトータルソリューションに注力し、今後さらに加速が見込まれる再生可能エネルギーの導入やスマートエネルギー社会の実現に貢献します。

以上

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