プレスリリース
最新規格・Thunderbolt™ 4ケーブルの認証を取得
2020年12月 7日
住友電気工業株式会社
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、Thunderbolt™の最新規格に対応したThunderbolt™ 4(電気)ケーブルの認証を取得しました。当社は2020年11月よりThunderbolt™ 4ケーブルの量産・販売を開始しました。
Thunderbolt™は、パソコンとディスプレイなどのパソコン周辺機器間のデータ通信における、高速汎用データ伝送規格です*
。同技術を開発したインテルコーポレーションから技術仕様の開示を受け、当社は、Thunderbolt™ケーブルの開発を開始、2010年に世界で初めて認証を取得し、さらに2015年11月には40Gbps伝送* を可能とするThunderbolt™ 3ケーブルの認証を取得。同製品主要ベンダーとして、市場要求に応えてきました。そしてこのたび、2020年7月にインテルコーポレーションが開示した最新規格Thunderbolt™ 4の仕様に基づくThunderbolt™ 4(電気)ケーブルを開発し、引き続きトップベンダーとしていち早く認証を取得しました。
Thunderbolt™ 4の主な製品仕様
Thunderbolt™ 4ケーブル | Thunderbolt™ 3ケーブル | |
---|---|---|
最大データ転送速度 | 40Gbps | 同左 |
4Kディスプレイの同時接続 | 2台 | 1台 |
8Kディスプレイ接続 | 1台 | 非対応 |
USB | 通信:次世代規格 USB 4 ※旧世代のThunderbolt™およびUSB製品との互換性あり。 充電:USB PD 3.0対応 |
通信:USB 3.1/3.2 Gen2、USB 2.0対応 充電:USB PD 2.0対応 |
Thunderbolt™ケーブルは挿抜方向を気にせず接続できる、小型なUSB Type-Cコネクタを採用しています。また、ケーブルは当社独自の高性能極細同軸線を採用し、優れた柔軟性、耐屈曲性を実現しています。
リモートワーク需要が高まる昨今、自宅・オフィスでの、よりスマートな環境の構築が1つの課題として挙げられます。
Thunderbolt™ケーブルはパソコンと周辺機器の接続拡張性を改善し省スペースを実現する、ドッキングステーションや4K/8Kディスプレイの用途でますます活躍が期待される製品です。当社は今後、Thunderbolt™ 4ケーブルのラインナップ拡充や販売先の拡大を通し、お客様の求める製品の提供に努めてまいります。
以上