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プレスリリース

タイ・バンコク信号システムプロジェクト案件を受注

製品・技術情報

2020年12月22日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、タイ・Genius Traffic System Co., Ltd.(以下、Genius社)から、バンコク信号システムプロジェクト向けの機材および信号制御ソフトウェアを受注しました。システムの運用開始は2022年1月を予定しています。

タイ・バンコクにおける自動車登録台数は、産業活動の活発化とともに10年間で約1.5倍に増加し、交通渋滞が深刻化しています*。本案件は、Genius社が独立行政法人国際協力機構タイ事務所から受注した、「モデル地域交通管制システムの構築を通じたバンコク都交通渋滞改善プロジェクト」の一部を構成するもので、当社の具体的な受注内容は以下となります。

① 交通管制システム中央装置および信号制御ソフトウェア

② 車両感知器

本案件では、タイ国内において豊富な信号機納入実績を持つGenius社の製品・技術と、日本国内をはじめタイ、ミャンマー、カンボジアでの信号制御プロジェクトから得られた経験・知見を持つ当社の技術を結集することにより、バンコク・戦勝記念塔(アヌサワリー)周辺地区の渋滞の低減と交通流の最適化を狙います。

バンコク市内の交通状況
バンコク市内の交通状況(イメージ)

当社は、東南アジアをはじめとする各国の交通事情に適合した交通管制システムの提案・導入を通じて、都市の深刻な問題である交通渋滞の改善、快適な交通環境の実現に貢献していきます。

* 2020年9月 タイ運輸省発行「Transport Statistics 2018」より

以上

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