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プレスリリース

車両運行管理トータルソリューションシステム「Eagle Sight™」販売、
およびMONET マーケットプレイスでのAPI提供を開始

製品・技術情報

2021年3月15日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、車両運行管理トータルソリューションシステム「Eagle Sight™(イーグル サイト)」の販売を、本日より開始します。また「Eagle Sight™」の一部機能をAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス*1)とし、「MONET マーケットプレイス*2」(運営:MONET Technologies株式会社)にて提供を開始します。

近年、物流業界では、小口多頻度化や食品等輸送の品質保証の法制化に対応するため、業務効率化が求められています。また、労働基準法等の法改正により、ドライバーの労働環境改善も求められており、労働管理強化に向けた動きが活発化しています。これらに伴って車両の運行管理ニーズが高まっています。こうしたニーズに応えるため、当社は、車両の運行管理トータルソリューションシステム「Eagle Sight™」を開発しました。「Eagle Sight™」は、当社が交通管制システム、配送計画ソフト、スマートフォン用カーナビソフト等の事業で培ってきたITS/モビリティ関連技術を活用し、さらに通信機能付きGPS車載器の機能を組み込んだ新しいシステム製品ラインナップです。本日から販売開始するとともに、本ソリューションシステムの一部機能をAPI化し、「MONETマーケットプレイス」での提供も行います。

「Eagle Sight™」は、車両の所在位置や移動履歴の管理を可能とする動態管理機能を備えたソリューションシステムで、物流だけでなく、人・モノを運ぶすべてのサービス提供者を想定して開発されたものです。さらに今後、運行計画自動立案や予実分析などの機能を随時追加予定で、より効率的な車両管理が可能となります。また本ソリューションシステムでは、車載装置等のハードウェアや、通信回線、サーバ運用等のサービスをワンストップで提供するため、ハードウェアやソフトウェアの個別購入、連携作業、通信契約等の手間が一切不要です。

なお、「MONETマーケットプレイス」にて提供を開始する、「Eagle Sight™」の機能の一つである「動態管理API」は、お客様が独自に開発するシステム上で利用可能なため、既存のシステムをアップグレードする用途としても有用です。

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Eagle Sightアプリ画面
Eagle Sight画面イメージ
(© OpenStreetMap contributors)

今後も当社は車載連携、交通情報処理、自動配車などの独自技術を活かして、「Eagle Sight™」への機能追加を順次進め、車両運行管理に貢献してまいります。

*1 アプリケーション・プログラミング・インターフェイス
OS(基本ソフト)やアプリケーションソフト、あるいはウェブアプリケーションが、機能の一部を外部のアプリケーション(ソフトやウェブサービス)から簡単に利用できるようにするインターフェース。例えばWebサイト上に公開されたアプリケーションの情報をAPIで取得することで、自身のWebサイトやアプリケーションの機能を効率的に向上させることが可能です。

*2 MONETマーケットプレイス
MONET マーケットプレイスは、MaaSのシステム開発に活用できる天気や地図情報などのデータ、各種システムのAPIを提供するマーケットプレイスです。
■URL: https://developer.monet-technologies.co.jp/

以上

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