- 名称
- :
- Sumitomo Electric Interconnect Products(Singapore) Pte. Ltd.
- 設立年月
- :
- 1978年8月
- 事業内容
- :
- 住友電工およびグループ会社製品の販売・マーケティング
- 代表者
- :
- 梅本 明利
Sumitomo Electric Interconnect Product(Singapore) Pte. Ltd.(略称SEPS)は1978年に電子ワイヤー事業のハーネス加工拠点として設立されました。1998年に販売会社化され、現在では電子ワイヤー、FPC(フレキシブルプリント基板)、照射製品といったエレクトロニクス製品から、光通信・伝送デバイス製品や水処理モジュールまで多岐にわたる住友電工製品を取り扱う拠点として、ASEAN地区を中心に世界各地のお客さまに製品を販売しています。
現地スタッフやお客さまとの意思疎通をはかり、信頼関係の構築に努力
SEPSはマレーシアのジョホールバルから程近いシンガポール西部のジュロン地区に位置し、今年で設立37年目を迎えます。今後も経済成長が期待される東南アジア諸国およびインド市場の地域ハブ拠点として、エレクトロニクス製品を中心とした住友電工製品の拡販活動に取り組んでいます。お客さまや関係する社内部門が多様なことから、社内では日本語、英語、中国語、時にはマレー語も飛び交っています。
私は2012年10月に赴任し、収縮チューブなどの照射製品の営業業務に携わっており、東南アジアのエレクトロニクス、自動車・二輪車、インドのインフラ分野など、幅広い市場に製品を販売しています。現地スタッフやお客さまとのコミュニケーションでは、言葉の壁や考え方・習慣の違いに直面することもありますが、意思疎通をしっかりおこない、信頼関係を築くように心がけています。
Michael Chua(マイケル チュア)
みなさん、こんにちは。マイケルと申します。私は1994年にSEPSに入社して今年で21年目になります。現在はシニアセールスマネージャーとしておもにフラットケーブル製品の営業・マーケティングを担当して
おり、売上・利益管理から新規顧客開拓まで幅広い仕事を任されています。今後は需要拡大が期待できるインドネシア、ベトナム、フィリピンへの拡販を強化していきます。
Li Jun(リ ジュン)
みなさん、こんにちは。リジュンと申します。私は2014年にSEPSに入社し、経理財務部門に所属しています。現在は買掛金の管理業務を担当しており、住友電工の経理部門や海外関係会社の方々とも頻繁に連絡を取り合っています。やりがいのある仕事と、すばらしい同僚のおかげで、充実した毎日を送っています。今後もさらなる成長をめざし、チームに貢献したいと思っています。
現地レビュー
多民族が融合するシンガポール
シンガポールの多様性
シンガポールの国民は中華系(77%)、マレー系(14%)、インド系(8%)など、複数の民族で構成され、宗教、言語、文化的伝統、食文化などの面で、ユニークな融合を生み出しています。人々はお互いへの尊敬の念を持っており、シンガポールではイスラム教寺院の隣にヒンドゥー教寺院が立ち並ぶ光景もめずらしくありません。
シンガポールのクルマ事情
経済成長にともない自動車の需要が高まり、交通渋滞を解消する目的で、シンガポール政府はCOEという車両取得制度を導入しました。10年で失効するこの取得権の発行部数を制御することで、政府は車両の総登録台数をコントロールしています。シンガポールではこのCOEの価格が車両本体価格を上回ることもあり、他国に比べ車両取得コストが高いとされています。また、同様の目的でERPという料金自動徴収システムも導入されており、おもに都心部の道路上に設置された専用ゲートを通過すると、一般道路であっても時間帯に応じて定められた料金体系に則り、自動的に料金が徴収される仕組みになっています。
シンガポールの変わった法律と罰金制度
ご存知の方も多いですが、シンガポールではゴミのポイ捨ては罰金の対象となります。この他にもチューインガムの持ち込み禁止、建物内での喫煙厳禁など、日本とは異なるルールが多く、注意が必要です。ちなみにシンガポールへタバコを免税で持ち込むことはできません。国内販売の正規マークがないものは、現地で所持が禁止されています。ただし、税関申告時にもらえる証明書がある場合は、所持が認められます。愛煙家の方は要注意です。