伊丹製作所

INTRODUCTION

伊丹製作所の紹介

伊丹製作所は非電線部門の
拠点として兵庫県伊丹市に当社で
2番目に開設され、長く事業の多角化を
支えてきました。

特殊金属線、粉末合金、焼結製品、合成ダイヤモンド、化合物半導体の各部門と新素材関連の研究開発部門を有しています。

主要製品

特殊金属線
粉末合金
焼結製品
ダイヤ製品
化合物半導体

WORKS

伊丹製作所の仕事

製造現場

機械加工

機械加工

切削工具のボディーとなる部分を工作機械を使用して造る工程。
特注品から汎用品（カタログモデル）まで多品種を製造します。
多くの場面では複数台の工作機械を用いることになります。
製図で描かれた図面を理解し、段取り（材料固定、工具準備、プログラミングなど）、材料加工、寸法検査の順に自工程が進んで行きます。配属後は各種工作機械に関して、取扱いの習熟度を高めるため段階的に養成していきます。
伸線作業

伸線作業

原材料となる鋼線を製品毎に決められている線径にするため段階的に引き伸ばす工程。
同一の製品を製造する際は、途中で材料の鋼線を電気溶接で接続します。
原材料や伸線後の中間加工製品は重量物となるため、補給や次工程への移動は床上操作式クレーンやフォークリフトなどを使用します。配属後はそれらの資格などを段階的に取得して行きます。
成形作業

成形作業

混合された原料の粉末を金型の中へ自動で充填し、プレス機で圧縮成形します。
加圧する圧力やストロークは自動制御されるため、パソコンで数値を入力します。
複雑な形状でも金型で成形するため、大量生産に適しており、圧縮成型後の製品は自動で集荷されます。配属後はプレス機取扱い関連の資格などを段階的に取得して頂きます。
検査作業

検査作業

出荷前の製品を検査する工程。
全ての製造工程を経て完成した製品について、キズや欠陥の有無を顕微鏡などで確認します。
製品に粉塵や汚れなどが付着しないように、クリーンルーム内での作業となります。
前工程では製品（ミラーウエハ）の表面に積層薄膜を形成する過程がありガス類を取扱うために、配属後は高圧ガス取扱いなどの資格を段階的に取得していきます。

設備保全

軸受け、歯車の計画修理

軸受け、歯車の計画修理

工場の操業を安定して行うために生産設備に使用されている、軸受けや歯車を計画的に交換します。
部品レベルの微細な異常が大きな故障に繋がることがあり、適正な修理タイミングを見極めるために定期点検や設備診断を行い劣化の傾向管理をしています。
機械関連の専門知識が必要となる仕事のため、配属後は関連する資格を段階的に取得していきます。
制御盤更新

制御盤更新

工場の操業を安定して行うために生産設備の制御盤の更新を計画的に行います。
電気配線を外して撤去を行い、内製した新しい制御盤への置き換え後、接続されている機器が正常に動作するかの確認を行います。
電気関連の専門知識が必要となる仕事のため、配属後は関連する資格を段階的に取得していきます。
計測器校正

計測器校正

安定して良品を製造するために、生産設備には各種物性（寸法、温度、電圧、電流など）を測定するための多くの計測器が設置されています。基準となる標準器と定期的に比較検査することで、これらの計測器が正常に動作していることを確認する仕事です。
配属後は各種計測器の検査作業ができるように、段階的に養成していきます。
環境分析

環境分析

製造現場で使用される化学物質などが、工場排水や大気中に漏洩していないことを確認するために、排水や排気ガスを定期的にサンプリングし、その中に含まれる成分を分析したり、一定の労働衛生環境が維持できているかを確認するため、作業環境測定を実施する仕事です。配属後は環境分析関連の各種資格を段階的に取得していきます。

研究開発

電子顕微鏡

電子顕微鏡

肉眼では見ることのできない「ナノ」レベルで、材料表面や切断面などを観察します。表面を覆うコーティング膜厚の均一性を観ることで製品性能の向上や原子配列を確認し製品が破壊するときの亀裂の発生メカニズムの解明に繋げます。新材料や量産化技術の開発の場面では、様々な原料や溶剤及びガス類を使用するため、配属後は関連する資格を段階的に取得していきます。