プレスリリース
台湾電力総合研究所にレドックスフロー電池を納入
2017年3月 3日
住友電気工業株式会社
当社はこのたび、台湾電力総合研究所に定格出力125kWのレドックスフロー電池を納入しました。
台湾では、太陽光発電と風力発電を主力に再生可能エネルギーを積極的に推進し、2025年の発電量比率を全体の20%に引き上げることを目標に掲げています。台湾電力総合研究所は、太陽光・風力を代表とする再生可能エネルギー発電の出力平滑化や、ピークカットなど複数用途の実証実験を計画しています。
こうした背景の中、当社のレドックスフロー電池の採用が2016年5月に決定され、本年2月に台湾電力総合研究所内への設置・納入が完了しました。今後も台湾電力総合研究所の実証実験に協力していきます。
当社は、今後もレドックスフロー電池や海底電力ケーブルなど関連製品の供給を通じて、台湾における再生可能エネルギーの導入促進に貢献していきます。
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納入設備概要
蓄電池定格出力・容量 | 125kW×6h |
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実証内容 | 再生可能エネルギー発電出力平滑化、電力コスト最小化、デマンド・レスポンス、自立運転 |
実証構成設備 | レドックスフロー電池、太陽光発電パネル、風力発電機、ディーゼル発電機、負荷 |
ご参考
- 2016年5月25日 当社プレスリリース
米国大手電力会社との大規模蓄電システム実証実施契約の締結について - 2015年12月25日 当社プレスリリース
南早来変電所大型蓄電システムの実証試験開始について - SEI WORLD 2016年02月号特集
大規模蓄電システム レドックスフロー電池
以上