プレスリリース
ミャンマー・マンダレー配電公社とアルミ配電線の性能実証を実施
2018年2月 1日
住友電気工業株式会社
住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)とミャンマーの中低圧電力ケーブル*販売代理店WM Power Co., Ltd.(以下、WM Power)は製品の性能実証に向け、マンダレー配電公社(Mandalay Electricity Supply Corporation 以下、MESC)に15kV配電線資材一式を寄贈し、施工に立ち会いました。このたび引渡しセレモニーを開催し、MESCより感謝状を授与されました。
MESCはミャンマー第二の都市であるマンダレー管区における電力供給を担っています。電化率向上および質の高い電力供給の実現に向け、旧式の裸電線の使用による感電・停電事故を減らすべく安全な製品の導入を目指しています。
当社とWM Powerは、高品質・安全な当社製品の性能実証を目的に、重要施設であるマンダレー管区議会議事堂と既存変電所間の15kV専用配電ルートへ、約8kmのアルミ配電線および関連資材を寄贈し、施工に立ち会いました。また、2017年8月から通電を開始しました。
2018年1月8日には、ミャンマーのマンダレーヒルトンホテルで寄贈式典を開催し、MESC関係者や関係企業など約50名の方にご出席いただきました。MESC 配電部門のゼネラルマネジャーKyaw Thu様によるスピーチが行われ、「以前は議事堂で停電が頻発していたが、住友電工の専用線で通電後は1度もトラブルが発生していない」とのお言葉をいただきました。また、MESC 副会長 Toe Aung様より感謝状が授与されました。
今後も大幅な伸長が見込まれるミャンマーの電力インフラ市場において、事業の拡大を目指すと共に、当社の製品とサービスで同国の発展に貢献してまいります。
- 2016年6月30日 当社プレスリリース
ミャンマーでの中低圧電力ケーブル販売事業を強化
以上