- 名称
- :
- 住電電装商貿(上海)有限公司
- 設立年月
- :
- 2005年7月
- 事業内容
- :
- 自動車用ハーネスの販売、開発
- 代表者
- :
- 野辺地 新
住電電装商貿(上海)有限公司(略称SEWS-STC)は2005年にワイヤ-ハ-ネス開発主体の会社として設立され、今年で10周年を迎えます。成長、変化が著しい当地において、2012年には中国各地域の自動車会社のニーズに対応するため、営業主体の商貿会社へ名称と業務内容を改め、当社ハ-ネス事業におけるグロ-バルプレゼンスの一翼を担うべく、中国地域における営業体制の強化、新規のお客さま開拓活動を進めています。
年々厳しさを増す事業環境のもと、スタッフを信頼し協力しあい事業拡大に日々努力
私は2012年2月にSTC広州分公司へ着任しました。中国自動車市場成長は著しく、昨年の販売台数は2,350万台にまで拡大しています。また経済環境が変化するなか、現地ハーネス事業では内需中心の事業構造が求められています。お客さまの需要を確実に捕捉して今後の事業発展につなげるべく、上海、天津、広州など複数拠点を設置、各事業と連携しながら迅速な営業活動をおこなっています。
そのような状況のなか、私が勤務している広州分公司は営業メンバーも赴任当時3名から現地スタッフの採用、育成を経て、17名へ拡大、私が在籍する部でも個人対応からチームでの対応へと変化を遂げています。
世界最大市場での厳しい競争に加え、東日本大震災やタイの洪水での構成品供給難など、さまざまな困難に直面しましたが、乗り越えることができました。それらの経験のなかでスタッフの立場で物事を考え、コミュニケーションを図り、また彼らを信頼して任せることが大変重要であることを学びました。年々事業環境は厳しくなっていますが、彼らと協力し、当社中国自動車事業拡大に向け、日々努力していきます。
王嵐(オウ ラン)
您好! 私は上海総公司の王嵐と申します。新規お客さまへの営業活動をおこなっています。
入社して4年めになります。新規参入活動ではいろいろな苦難がありますが、会社の仲間たちとともにそれを乗り越えてきています。
私は住友電工グループでよくいわれる「信用」、「信頼」の言葉が好きです。
これはどの国でも通用するすばらしい指針だと感じています。今後もグローバルなグループの一員として誇りを持って業務をおこない、あわせて自身を高めていきたいです。
姜穎(キョウ エイ)
大家好! SEWS-STC天津分公司の姜穎です。入社して約2年半が経ちました。最初の1年間は秘書として通訳の業務に従事し、その後見積関連の知識を学び、現在では営業業務を担当しています。
お客さまからのコスト削減要求が厳しくなるなか、現地営業としてつねにふだんの仕事から課題を探しつつ、工場利益の最大化を実現できるよう、見積対応などに取り組んでいます。事務所のチームワークもよく、自分自身のレベルアップを日々実感しています。
現地レビュー
新旧共存する広州
広州食事情
広州市は高層ビルが並ぶ地域が存在する一方、旧市街もしっかり残っています。大都市特有の渋滞は東京顔負けの部分もありますが、市内には地下鉄が整備されています。「食在広州」の名のとおり、広東を筆頭とした中華料理はもちろん、日本、韓国、タイ、イタリア、アフリカ料理まで各国の料理を楽しめるレストランがあります。
広州と天津の特徴ある料理と食(酒?)文化
広東地方では、飲茶文化が浸透していますが、この数年来、点心の造形上での革新が注目されています。右はティーポットの形に作られる饅頭(マントウ)です。お茶文化が広東の食生活の主流の一つです。こういうアイテムを通して、広東文化を感じることができます。
天津では、肉まんの狗不理包子(ゴウブリバオズ)が有名です。津門三絶(天津のおいしいもの3つ)の一つが狗不理です。市内には焼き栗の有名店(天津港から輸出されたので日本では天津甘栗)もあります。余談ですが、天津飯は日本のみで通用する料理名です。また、お酒では、特に白酒というアルコール度数が50度以上ある酒がよく飲まれています。「国酒」ともよばれ、中国八大銘酒に挙げられる芽台酒などが有名です。高度(50度以上)、低度(38度前後)にわけられますが、一般的に高度がおいしいといわれています。