特集
当社グループは、2015年1月にInternational CES(以下、CES)に初出展しました。今回、2回目の出展となるCES 2016の当社ブースについてご紹介します。
CESとは?
CESは、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される、家電分野で最大の見本市です。40年以上にわたり開催され、出展企業から最新の情報や次世代の革新技術が発表される場ともなっています。今年開催されたCES 2015には、約150カ国から17万人以上が来場しました。展示会場には、3,600以上のブースが出展され、IoT※やウェアラブル関連製品など、数多くの新製品が発表されました。
当社グループは、Smart Homeのカテゴリーに出展し、モビリティ、エネルギー、コミュニケーションの領域に強みを持つ技術力とそれらの融合領域を通じて、現在そして将来の環境・社会づくりに貢献する製品を紹介します。
製品紹介
当社グループは“We connect everything” ~家と繋がり、地域と繋がり、社会へ繋げる~をコンセプトに、社会・環境を支える製品群を紹介いたします。
①エレクトロニクス
フルカラーレーザモジュール
当社は赤・緑・青の3原色の半導体レーザを搭載した世界最小サイズ(W13×D11×H6mm)のフルカラーレーザモジュールを開発いたしました。このモジュールは当社がこれまで培ってきた材料・実装技術を基盤に開発した新製品です。安定した光・電気特性を実現しているため、イルミネーション、小型プロジェクタ、各種センサーとさまざまな機器に使用できます。会場ではフルカラーレーザモジュールを組み込んだイルミネーションのデモをご覧いただけます。
②情報通信
OSGi対応 サービスゲートウェイ
サービスゲートウェイとは、OSGi(Open Service Gateway Initiative)の技術を使用して、宅内ネットワークと各種クラウドサービスを結ぶ機器です。家庭やオフィス、店舗などにおいて、電力需給管理の「見える化」やセキュリティ、ヘルスケアなどのさまざまなサービスの管理を1台で実現させることができます。会場では「サービスゲートウェイ」を展示し、実際に各種センサーや家電機器と接続したデモをご覧いただけます。
③環境エネルギー
当社の出展カテゴリーとなっている「Smart Home」関連製品として、展示会場ではエネルギーインフラを支える当社グループの製品・技術をパネルで紹介します。
近年、省エネルギー社会実現に向けて、工場や企業などの電力の大規模需要家における再生可能エネルギーなどを使用した分散型の電力システムの活用がますます高まっています。会場にてパネルで紹介する製品の1つ、エネルギー・マネジメント・システム「sEMSA®」は、再生可能エネルギーを含むさまざまな分散電源の構成に対して、エネルギーを効率よく使い、環境負荷の軽減やコストを最小化する最適な電力運用を可能にします。
当社ブースの見どころ紹介!
現地で、展示会の準備に携わっている当社グループ会社Innovation Core SEI, Inc.の担当者より、当社ブースの見どころを紹介します。
“We connect everything”というコンセプトのもと、住友電工グループブースでは、製品がいかにして私たちの生活を支えているかを紹介するデモンストレーションを実施したり、来場者の方が実際に製品を手に取り、最先端の技術を体感していただけるような工夫を凝らしています。来場者の方々には、住友電工グループのさまざまな事業領域を融合した総合力を感じていただければと思います。CESへお越しの方は、ぜひ当社グループのブースへお立ち寄りください。
当社の出展情報
- 開催期間
- :
- 2016年1月6日(水)~9日(土)
- 開催場所
- :
- 米国 ネバダ州 ラスベガス サンズ・エキスポ&コンベンションセンター
- ブース番号
- :
- #71120 Tech Westゾーン Sands Expo, Level2
- カテゴリー
- :
- Smart Home
- CES公式日本語サイト
- :
- http://cesjapan.org/index.htm