特集
International CES(以下、CES)は、アメリカ・ラスベガスで開催される、家電分野で最大の見本市です。50年の歴史がある本展示会では、出展企業から最新の製品や次世代の革新技術が発表される場ともなっており、前回は4K関連製品など、数多くの新製品が発表されました。
当社グループは、Smart Homeのカテゴリーに出展し、モビリティ、エネルギー、コミュニケーションの領域およびそれらの融合領域に強みを持つ技術力を通じて、現在そして将来の環境・社会づくりに貢献する製品をご紹介します。
当社出展情報
- 開催期間
- :
- 2017年1月5日(木)~8日(日)
- 開催場所
- :
- 米国ネバタ州ラスベガス
サンズ・エキスポ&コンベンションセンター
- ブース番号
- :
- 41117
- カテゴリー
- :
- Smart Home
- CES公式日本語サイト
- :
- http://cesjapan.org/index.htm
マグネシウム合金
当社は、強度・耐食性に優れたAZ91マグネシウム合金板、プレス品の開発・量産化に世界で初めて成功しました。AZ91マグネシウム合金板は、アルミニウム合金板と比べてより複雑な形状に加工できるため、構造部品として幅広く適用できるのが特長で、すでにノートパソコンの筐体部品に使用されています。
最近では、マグネシウム合金の軽量性から、自動車、鉄道、航空機といった輸送機分野でのニーズが高まっており、当社は用途ごとに最適なマグネシウム合金の開発に取り組んでいます。展示ブースでは、AZ91マグネシウム合金のプレス部品で製作した自動車のシートフレームをご紹介します。
サンドポニックス™
当社は、1970年代から砂を用いた植物栽培システム(サンドポニックス™)の開発に取り組み、市場での評価を得てきました。
2013年には、新方式の給水により食味・生産性を向上させた新システム(ニューサンドポニックス™)を開発し、トマト栽培において、甘味のあるトマト(糖度6~7)の安定生産を実現しました。
生産者の経験や勘に頼り、自然条件に左右されやすい農業を工業的に管理することで、安定した農業生産技術の確立を目指します。
展示ブースでは、ニューサンドポニックス™のデモ機をご覧いただけます。
●養液栽培システム
●生産物(トマト)
フルカラーレーザーモジュール
当社は光通信デバイスの製造で培った高密度実装技術を活かし、赤・緑・青3原色の半導体レーザーのみならず、光出力のコントロールが可能となる、温調素子、モニター用フォトダイオードをも超小型パッケージに収納したフルカラーレーザーモジュールを開発しました。本製品は、2016年5月に発売されたシャープ(株)のモバイル型ロボット電話「ロボホン*1」に、高精細プロジェクタ光源として搭載されました。
また、新しいレーザーイルミネーション光源としても期待されています。展示ブースではこれら実例もご紹介します。
ここでは詳しくご紹介できなかった製品も多数展示!!
●高耐熱プラスチックレンズ
「テラリンク®」
●高周波対応
フレキシブルプリント基板
●ワイヤレス給電モジュール
●高速伝送ケーブル、Thunderbolt 3ケーブル*2
●USB3.1用高速データ伝送ケーブル
●フレキシブルフラットケーブル、スミカード® など