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【新製品情報】米国ケーブルテレビ事業者向けに10G-EPON用拡張ユニットの出荷を開始
当社は、光ブロードバンドアクセスを支えるEPON※のシステム向けに、従来の10倍の10Gbpsの通信速度を実現する10G-EPONに対応した拡張ユニット「FCM7133」を開発し、米国ケーブルテレビ(CATV)事業者向けに出荷を開始しました。
本製品は、高画質の動画配信などで急増するトラフィック需要対策として、米国CATVをはじめ日本やアジア各国の通信キャリアのお客さまからも非常に大きな期待を寄せられており、今後も当社は世界中へEPON製品の拡販を推進していきます。
また、「FCM7133」と10G-EPONで通信を行う加入者側端末「FTE7502-UA」も同時に発売しています。
【新製品情報】「SEC-溝入れバイト GND型」製品ラインナップを拡充・発売開始
当社は、2012年に発売以来、優れた切りくず処理性能と剛性の高さにより、溝入れ加工の能率向上、コスト低減に寄与してきました「SEC-溝入れバイトGND型」に、最小刃幅1.25㎜の小型旋盤用溝入れ・突切り用工具、および低抵抗型チップブレーカ(※1)「GF型」を拡充しました。さらに、難削材・鋳鉄加工用材種「AC520U」と鋳鉄加工用ハイグレード材種「AC425K」を新たに追加しました。いずれも2014年10月より順次発売を開始しています。
世界最小刃幅となる1.25㎜幅のチップを開発しました。ホルダについては10㎜角、12㎜角を拡充し、バー材突切り時の材料費低減、小幅溝入れ時の切りくず処理性向上に貢献します。また刃幅1.5㎜の工具も2015年3月に拡充する予定です。
「GF型」ブレーカは、チップ刃先をすくい角(※2)30°に設定。鋭い切れ刃形状、切りくずとの摩擦を点接触とすることで抑制するブレーカ形状を採用しました。これにより、切削中の振動を当社従来品比約30%低減することができ、安定して切削することが可能です。
既存の旋削用PVD(※3)コーテッド材種「AC530U」と鋼旋削用コーテッド材種「AC830P」に加え、難削材や鋳鉄の加工に適したPVDコーテッド材種「AC520U」と、溝入れ加工用に新たに開発した鋳鉄加工用ハイグレードCVD(※4)コーテッド材種「AC425K」を拡充しました。
【新製品情報】低炭素鋼・一般鋼旋削加工用「FB型ブレーカ/LB型ブレーカ」を開発・発売
当社は、低炭素鋼・一般鋼の仕上げ加工から軽切削加工において、優れた切りくず処理性を発揮する、M級ポジティブチップ仕上げ加工用「FB型ブレーカ」、軽切削※加工用「LB型ブレーカ」を開発、発売しました。
チップ刃先のすくい角(切削抵抗や切りくず排出などに影響する刃先角度)をそれぞれの位置で最適化して切りくずのひずみを大きくし、さらにチップ刃先に施した急傾斜のブレーカ壁により、切りくずカール径を非常に小さくすることができ、低切り込み・低送り領域の加工において、優れた切りくず処理性を発揮します。また、刃先のすくい角を20度と大きく設定し、新サーメット材種と組み合わせることで、加工面品位を大幅に向上させることが可能です。
独自のリッジを付加したブレーカ形状により、切りくず排出性を向上させ、軽切削領域の安定加工を実現します。また、切れ刃辺部を強化した設計により、ストップボーリングなど瞬間的に切れ刃辺部に負荷が大きくなる加工において突発的な切れ刃欠損を防止し、工具の長寿命化を実現します。
【受賞】「日本粉末冶金工業会賞」を受賞
このたび、第36回(平成26年度)日本粉末冶金工業会賞において、当社の「ヘリカルギヤを有する複雑形状DCT※シンクロハブの開発」が新製品賞(デザイン部門)を、「レーザ焼入れ技術を適用したDCTシンクロハブの開発」が新製品賞(製法開発部門)を受賞しました。
ヘリカルギヤを持つ薄肉・複雑形状部品の高密度・高精度での量産化、20,000個/月での生産実績、そして今後増加が予想されるDCT基幹部品への足掛かりとしての新規性が評価されました。
レーザ焼入れを採用することで高精度・コスト低減を実現、環境にも優しい点での新規性や、生産実績も多く横展開が期待できるといったことが評価されました。
【展示会】「World Future Energy Summit (WFES) 2015」に出展
1月19日(月)から22日(木)の4日間、アラブ首長国連邦・アブダビ首長国で、「World Future Energy Summit(WFES)2015」が開催されます。
本展示会は、中近東・北アフリカ地域において、再生可能エネルギー産業に関する最大規模の展示会で、当社は主に集光型太陽光発電装置(CPV)を出展します。
- 会期
- :
- 1月19日(月)~22日(木)
- 会場
- :
- アブダビナショナルエキシビジョンセンター
- ブース番号
- :
- 9311
- 出展製品
- :
- 集光型太陽光発電装置(CPV)
【展示会】「第6回 国際水ソリューション総合展」に出展
1月28日(水)から30日(金)の3日間、東京ビッグサイトで「InterAqua2015(第6回国際水ソリューション総合展)が開催されます。本展示会は、ものづくりに不可欠な浄水、造水、洗浄、排水、循環利用など省水化、省エネ化、効率化、低コスト化、高機能化などに資する素材、部材、装置、設備などを一堂に集め、併せて水スマート化ビジネスを促進するウォーター・ソリューション総合展示会です。当社は、ポアフロン®精密ろ過膜モジュールおよびその関連技術を紹介します。当社展示ブースへのご来場を心よりお待ちしています。
- 公式サイト
- :
- http://www.interaqua.jp/
- 会期
- :
- 1月28日(水)~30日(金)
- 会場
- :
- 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
- ブース番号
- :
- 1B-10
- 出展製品
- :
- ポアフロン®精密ろ過膜モジュール、油水分離デモ装置
【展示会】「ディストリビューテック2015」に出展
2月3日(火)から5日(木)までの3日間、スマートグリッド業界最大規模の展示会が米国・カリフォルニア州で開催されます。当社は、電力貯蔵用レドックスフロー電池やスマートエネルギーマネジメントシステム、集光型太陽光発電装置(CPV)などを出展します。
- 会期
- :
- 2月3日(火)~5日(木)
- 会場
- :
- サンディエゴコンベンションセンター
- ブース番号
- :
- 3816
- 出展製品
- :
- レドックスフロー電池、スマートエネルギーマネジメントシステム、集光型太陽光発電装置(CPV)
インフラ事業推進部、インフォコミュニケーション・社会システム研究開発センター、新規事業マーケティング部、Innovation Core SEI, Inc.
【展示会】「第5回 微細加工EXPO」に出展
1月14日(水)から16日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで「第5回微細加工EXPO」が開催されます。本展示会は、エレクトロニクス製品の開発・製造を支える微細加工技術の専門技術展です。当社は、(株)アライドマテリアルと共同出展し、超精密加工技術からうまれたナノ多結晶ダイヤモンド工具「スミダイヤ®バインダレス」、超細径超硬ドリル、UPCなど、数々の微細加工用工具を加工対象製品別に出展します。当社展示ブースへのご来場を心よりお待ちしています。
- 公式サイト
- :
- http://www.fp-expo.jp/
- 会期
- :
- 1月14日(水)~16日(金)
- 会場
- :
- 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
- ブース番号
- :
- 東20-4
- 出展製品
- :
- 微細加工用超硬・CBN・ダイヤモンド工具
【お知らせ】被災地応援マルシェ開催について
東日本大震災の復興支援の一環として、11月19日(水)と20日(木)に、当社と住友化学(株)との共催による被災地応援マルシェを、両社の大阪本社がある住友ビルで開催しました。
本マルシェは、今回が6回目の開催であり、青森県、岩手県、福島県、宮城県の物産(麺類、お菓子類、海産物加工品、ジュース、日本酒など)を販売し、大勢の方々が来訪し、盛況でした。
【お知らせ】中国天津市において光ファイバ母材の量産を開始
当社が、中国の光ファイバ・ケーブル大手である富通集団有限公司(以下、富通集団)と合弁で設立した富通住電光繊(天津)有限公司(以下、SFFT社)にて、このたび最先端の技術と最新鋭の設備を導入し、光ファイバ母材の量産を開始しました。
現在中国は、「ブロードバンドチャイナ」という政府の方針の下、情報インフラの整備が急速に進み、世界最大の光ファイバ需要国となっています。今後も、4G携帯の整備、FTTxネットワークの拡充などにより、光ファイバの需要は堅調に伸びていくものと見込まれています。
SFFT社は、浙江省富陽市に設立した富通住電光繊(杭州)有限公司に続く二カ所目の本格的な光ファイバ母材製造拠点となり、今後、光ファイバ母材を中国国内の富通集団との合弁各社に供給していきます。
当社と富通集団は、当社の母材製造を含む高度な技術力と富通集団の強い販売力の融合をさらに進め、光ファイバ製品を中国全土へ販売し、業界のトップリーダーを目指していきます。
【スマイルリレー】壁画アートの除幕式を行いました
当社は、大阪製作所のある此花区(大阪市)が取り組む『このはなアートプロジェクト』を支援しています。
このはなアートプロジェクトとは、此花区のまちをアートで彩り、まちと人、人と自然をつなぐまちづくりに取り組む事業です。今回、島屋小学校に通う児童に、大阪製作所の壁に掲げるための壁画アートを制作していただき、11月18日に大阪製作所で除幕式を行いました。
除幕式には、此花区の西原区長や、島屋小学校の武原校長をはじめ、原画を描いて下さった6年生の皆さんにも臨席いただきました。右の写真のアート作品のテーマは「緑あふれる都会のまち大阪」と「未来に残したい美しい大阪湾」です。完成した壁画は、子ども達にも大変喜んでもらいました。子ども達の思いを未来に伝えるとともに、今後も環境に配慮した事業活動を行うことを肝に銘じ、また島屋小学校と当社の友好の証として末永く飾っていきます。
皆さんも、大阪製作所にお越しいただく機会がございましたら、ぜひご覧ください。