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トップメッセージ 2017年1月号(Vol.472)

社長 松本正義

新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、有難く厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、英国のBrexit、米国のトランプ次期大統領の誕生など、世界の政治、社会の潮目に大きな変化がありました。世界経済は、大きな問題こそ顕在化しませんでしたが、新興国の成長鈍化など、力強さを欠く展開でありました。

日本経済も、年末にかけて円安・株高に振れたものの、「3本の矢」の成長戦略は未だ道半ばであり、輸出や個人消費が伸び悩むなど、足踏み状態となりました。

本年の干支は「丁酉(ひのととり)」です。一説によれば、「丁酉」は、「多事多難な年」になりそうとのことです。グローバリゼーションが進展した昨今は、平穏無事である方が稀のように思いますが、「多事多難」にも耐えうる強靭な企業体質の構築に向けて、グループを挙げてSEQCDD*の強化に取り組む所存でございます。

当社は、本年4月に創業120周年を迎えます。これもひとえに、皆様方のご厚情の賜物であり、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

また、4月には中期経営計画「17VISION」も最終年度に入ります。先行き不透明、不確実な事業環境ではありますが、住友電工グループ一同、住友事業精神を根本に据え、「Glorious Excellent Company」の実現に向けて、邁進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康と一層のご発展を祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

*
S(安全)、E(環境)、Q(品質)、C(コスト)、D(物流・納期)、D(研究開発)

社長 松本 正義


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