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プレスリリース

太陽光発電所用 PLCストリング監視装置 導入実績が60発電所(発電容量計450MW)、機器台数7,000台を突破

製品・技術情報

2018年10月 9日
住友電気工業株式会社

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)は、2018年9月末時点において、太陽光発電所用PLCストリング監視装置の導入実績が、60発電所、機器台数7,000台を突破しましたのでお知らせします。

太陽光発電所用 PLCストリング監視装置の導入実績

2012年に固定価格買取(FIT)制度*1が制定されたことに伴い、太陽光発電の導入が進んでいますが、資源エネルギー庁によると、調査対象である太陽光発電所のオーナーの46%が運用開始後にモジュールの異常を、50%がパワーコンディショナーの停止を経験しています*2
太陽光発電所を長期にわたって、高い発電量を保ちながら運用するためには、故障を事前に察知し、予防することが非常に重要です。そのために、太陽光発電所を常時監視するシステムが用いられており、特に、ストリング*3ごとに監視できるシステムは太陽光発電所の必需品となっています。当社はPLC(Power Line Communication:電力線通信)の技術を生かした太陽光発電所用 PLCストリング監視装置を2016年より本格販売を開始しています。既設の電力線を通信回線として利用できるため通信線を増やさず、従来比7割安(当社試算)の低コストで導入できる点や、有線のため安定したデータ伝送ができる点、そして高い耐雷性といった特徴が評価され、60発電所、機器台数7,000台を採用いただきました。

発売以降、屋外設置可能な『SMP2204』、DC1500V設計に対応した『SMP2205』など、施主、工事・設計・建設を行うEPC事業者のニーズに応え、ラインナップをそろえています。
今後とも利便性の高いストリング監視装置の提供を目指してまいります。

*1 太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーで発電した電気を、国が決めた価格で電力会社が買い取る制度。

*2 平成29年度新エネルギー等の導入促進のための基礎調査(太陽光発電に係る保守点検の普及動向等に関する調査) 資源エネルギー庁

*3 直列に接続された太陽光発電パネル群の最小構成単位 資源エネルギー庁

製品について

今後の製品リリース予定ついて

  • PLCストリング監視データの自動解析による発電所の異常判定検出・通知装置(近日発表予定)
  • 日本国外向けDC1000V対応ストリング監視装置(2018年度内発表予定)

以上

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